カンテレ・フジテレビ系ドラマ『銀河の一票』(4月20日スタート、毎週月曜22:00~)の新キャスト10人が22日、一挙発表された。
本作は、政治家の不正を告発する文書をきっかけにすべてを失った与党幹事長の娘で秘書・星野茉莉(黒木華)が、政治素人のスナックママ・月岡あかり(野呂佳代)と出会い、東京都知事を目指して選挙に挑む“選挙エンターテインメント”。異なる世界で生きてきた2人の女性がタッグを組み、50日間の選挙戦に挑む姿を描く。
今回発表された新キャストには、実力派俳優陣が集結。茉莉の父で与党幹事長・星野鷹臣役に坂東彌十郎、義母・桃花役に小雪、亡き母・瑠璃役に本上まなみが決定した。さらに、暴露系YouTuber・白樺透役を渡邊圭祐、国会議員の秘書・藤堂昴役を倉悠貴が演じる。
そのほか、よろず相談所を営む五十嵐隼人役に岩谷健司、政策秘書・雫石誠役に山口馬木也、スナック「とし子」のママ役に木野花、常連客役に岩松了、今井隆文らが出演。物語の舞台となる政治と市井の両側面を、多彩なキャストで描き出す。
白樺透を演じる渡邊は「それぞれの想いに懸命に走る生き様に胸を打たれる物語」と語り、藤堂昴役の倉は「目まぐるしい展開が面白く、政治や秘書としての立ち振る舞いも学んでいる」とコメント。今井も「“選挙エンターテインメント”と思っていたら、いつの間にか自分の身近な話になっている」と作品の魅力を語っている。
また、小雪は「女性が政治の世界で感じる生きづらさや葛藤を描く作品」とした上で、「明るいところへ」というテーマを掲げ、本上は宮沢賢治の言葉を引きながら、選挙や政治をフラットに考えるきっかけになることへの期待を寄せた。
脚本は蛭田直美氏が担当し、結末は現時点で脚本家以外誰も知らないという。出演者からも「どのような結末に向かうのか楽しみ」との声が上がっており、先の読めない展開にも注目が集まる。
コメント全文は、以下の通り。
渡邊圭祐
白樺透を演じさせていただいております渡邊です。
それぞれの想いに懸命に走る生き様に胸を打たれる物語になっています。
まだ個人としては撮影が始まったばかりですが、役柄もあり楽しく過ごさせていただいています。
現場の空気も凄く居心地が良いです。YouTuberというものすごく現代的な職業の透がどう茉莉やあかりに絡んでいくのか、是非お楽しみに。
倉悠貴
目まぐるしい展開がとても面白く、撮影をしながら政治や、議員秘書としての立ち振る舞いについても勉強させていただいています。
僕は、松下洸平さん演じる与党・民政党の若手議員、日山流星の秘書・藤堂昴役を演じています。かなり謎に包まれた人物で、寡黙で有能な人物という印象です。二人の独特な空気感を、ぜひ楽しんでいただけたら嬉しいです。流星の良き相棒として立ち振る舞えるよう、精一杯努めます。
どのような結末に向かうのか、まだ僕自身も知らないので、今からとても楽しみにしています。ぜひご覧いただけたら嬉しいです。
今井隆文
お話をいただき、脚本を読み終え、目を瞑りました。一体この企画にどのくらいの時間を費やしたのか?脚本ができるまでの様々な工程が頭の中に浮かびました。この企画を立ち上げ形にしていく中で、きっと想像を超える大変なことがいくつもあったと思います。そして我々は、沢山準備してきてくださったそのバトンをしっかりと受け取らないといけない!と、思ったのが率直な感想です!“選挙エンターテインメント”だと思っていたら、いつの間にか自分の身近な話になっている。という小さくてとても大きな発見がある作品だと感じました。この座組の1つのピースになれることを誇りに思います。この作品はどのような結末に向かうのか?自分自身も視聴者の皆様と同じ目線でワクワクしながら楽しみたいと思います!
小雪
この作品では、女性が政治の世界で感じる生きづらさや葛藤、そしてその中でどのように生きていくのかを描いています。
私が演じる星野桃花は、元総理の孫として、また障害を持つ一人の人間として世界を見つめながら、その思いを世の中に発信していく――そんな役どころです。
「明るいところへ。」
これはこの作品のテーマでもあります。
人生の中で、いつも堂々と明るい場所へ向かっていくことは、ときにつらいこともあります。
それでも、遠回りをしたり、立ち止まったりしながらも、この作品を通して、観てくださる方が明日へ向かう活力を感じていただけたら嬉しいです。
本上まなみ
〈世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はありえない〉という宮沢賢治の言葉が、本作には繰り返し出てきます。私は幼少期に賢治の詩に触れて以降、彼の言葉が心の礎となっているため、脚本を読んだときはまさかの遭遇に驚き、一気に心をつかまれました。欠かさず選挙には行っているのに暮らしやすい世の中に変わっていかないのはなぜなんだろう? とずっと思っています。2025年ジェンダーギャップ指数118位、なかでも政治分野が低い日本ですが、でもだからこそ、茉莉とあかりの奮闘を応援しつつ、選挙のこと政治のことをフラットに語り合える月曜10時になるといいなと考えています。
岩谷健司
政治の話題がセンシティブで避けられがちな中、選挙エンターテインメントのドラマを作るという挑戦。
さすが数々の名ドラマを生み出してきた佐野プロデューサー。
その情熱、その覚悟に私も負けないように演じていきたい。
皆様、ぜひご期待ください。私も自分がどうなるか楽しみです!
山口馬木也
この役をいただいた時は、人生で初めての政策秘書役でしたので、とても嬉しかったです。
現場は最高のスタッフと、主演の黒木さん自らがムードメーカーとなって下さり、とても良いチームワークとなっております!
そして現時点で、脚本家であります蛭田直美さん以外誰も結末を知りません。
とにかく脚本が面白く、結末がどうなるのか気になって仕方がありません!
きっと視聴者の皆様もこの気持ちを共有して下さることと思います。
是非お楽しみに!!
木野花
鴨井とし子役を演じます、木野花です。
選挙をめぐる、当選するか落選するかのたたかい。まさに現代における戦です。しかも、その戦に参戦するのは2人の女性。
今までありそうでなかった設定です。
女性と男性の選挙への取り組みの違いを見事に出していて爽快。選挙にどう向き合うか。苦手だと思っていた政治の世界がとても身近に展開していくのが面白いです。
2人の女性のケミストリーが絶妙で、見応えありますよ。
岩松了
蛭田直美さんの脚本の大ファンだし、作家としても刺激を受けることが多く、出演の依頼には「こちらこそよろしく」という気持ちでした。今回の脚本も「わー、闘ってるな」とページをめくるたびに嬉しくなりました。私が演じる役はいわゆる市井の人で政治から遠いところで生きているオッサンなのですが、これがこれからどう政治の世界に巻き込まれていくのか、ワクワクです。
坂東彌十郎
はじめにお話をいただいた時、幹事長、私で大丈夫なのかな、と思いましたが台本を読ませていただきプロデューサーや監督の話を聞くうちに、政治だけでなく家族との繋がりなど面白そうだなと思いました。
今回はほぼ初めてご一緒するキャストの方ばかりで緊張していましたが、皆さんとても優しくて心地よく過ごさせていただいています。
私もまだ最期はどうなるのか聞かされていませんが、星野鷹臣という人間がどう生きてきてどう進むのか、娘との関わりは?
それを楽しみながら勤めさせていただきます。
【編集部MEMO】
黒木華は、今作の台本を読んで「“政治の話”と聞くと難しく聞こえるかもしれませんが、セリフに本当に元気をもらえます。特に私は「きれいごとじゃないよ。“きれいなこと”だよ」というセリフが好きで。政治がテーマではありますが、人間が抱える生きづらさにも触れる、この物語の熱さに惹かれました。あかりの言葉に感動して、思わず泣いてしまうときもあります。視聴者の皆さんにとっても困難にぶつかったときに励まされる“小さなきっかけ”になればうれしいです」、野呂佳代は「ひとりひとりのキャラクターを自分に置き換えられるくらい物語の中に入り込める台本で、本当におもしろいです!登場人物がみんなすごく“一生懸命”で、何回読んでも泣けます。茉莉は茉莉の、あかりはあかりの“一生懸命”があって、人それぞれ違うとは思いますが、どこか共通する部分があることに胸が熱くなります」とコメントしている。
