元プロ野球選手の“デーブ大久保”こと大久保博元氏が18日、YouTubeチャンネル『デーブ大久保チャンネル』で公開された動画「【ブチギレ】WBC日本代表の監督・選手批判について、プロとしてハッキリ言わせてもらいます。」に出演。「2026 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」準々決勝で敗退した侍ジャパン・井端弘和監督への批判の声に対し、球界の先輩として本音をぶつける一幕があった。

“デーブ大久保”こと大久保博元氏

“デーブ大久保”こと大久保博元氏

「とんでもないことが起きてる」

デーブ氏は「この決勝戦を観終わって感じたことを本音で話させていただきたいと思います」と切り出し、「日本がベスト8で敗退した、準々決勝で敗退したあと、何が起きてるかっていうと、監督への批判だったり、起用方法(への批判)だったり」「ピッチャーはどうしても打たれてしまったんでね」と、井端監督の采配や、痛打を浴びた投手陣へのバッシングが相次いでいる現状を指摘。

続けて、デーブ氏は「我々プロとしてお金をもらって野球している以上、非難されるのはもちろん覚悟の上。もちろん分かってます」と前置きした上で、侍ジャパンという組織の成り立ちに言及する。

「まずは侍ジャパンという組織ができます。で、WBCに向けて監督を選任します。コーチ陣を選んでいきます。そして、裏方を手伝えるのはこの球団やりましょうで選手たちをとっていきますっていうふうにして、もちろん決めてるはずです」と説明し、「(そうして)井端監督が決まりました。ここで1つ皆さんいいですか? 歴代、WBCで優勝してる監督っていうのは、みんなNPBの監督で日本一になった経験がある監督です」とコメントし、NPBでの監督経験のない井端氏の抜擢がいかに異例であったかを強調。

また、デーブ氏は「今何が起きてるか? 井端監督の采配が非難されるという、とんでもないことが起きてるわけです」と憤りを見せ、「僕の思いで言わせてもらうと、じゃあ侍ジャパンという組織があって、WBCに関連した人たちの誰が今非難されてますか? 監督を任命した人、誰か非難されてますか? コーチを選んだ人、選手を選んだ人、誰がなんか言われてますか? まったく言われてないです」と、現場の監督一人に責任を負わせるのではなく、任命責任や選考に関わった組織のあり方にも目を向けるべきだと伝えた。

さらに、投手選考についても触れ、「アメリカとドミニカと比べてください。 全員後ろから行くピッチャー。もう抑え専門です。しかも三振が取れる剛球投手しか選んでないです」とライバル国の編成を例示。「日本の組織が、WBC侍ジャパンの人たちが選んだ選手、みんな先発を後ろに回す。第2先発にする。 冗談じゃないですよ。そんな簡単なもんじゃないですよ」と強く主張した。

【編集部MEMO】
『デーブ大久保チャンネル』は、西武の一軍打撃コーチ、楽天の監督、巨人の一軍打撃チーフコーチなどを務めた、元プロ野球選手の“デーブ大久保”こと大久保博元氏によるYouTubeチャンネル。清原和博氏や愛甲猛氏、広澤克実氏、槙原寛己氏をはじめとするレジェンド選手をゲストに迎えた動画が人気を博しているほか、野球界のニュースや自身の近況についてもトーク。巨人のコーチを退任する際には、原辰徳前監督からの招聘秘話、コーチ就任時の率直な心境を涙ながらに語った動画が注目を集めた(※動画「【報告】巨人軍を退団して、居酒屋の親父に戻ります。」にて)。