フジテレビは16日、サステナビリティ経営委員会の第10回外部アドバイザリーボードを開催した。
一連の問題を受けた「フジテレビの再生・改革にむけて」の公表からまもなく1年を迎えるにあたり、清水賢治社長がこれまでの改革について総括。社内の意識改革は進んでいるものの、人的資本経営への取り組みでは課題が残されているため、心理的安全性の高い組織の実現のため早急に取り組む必要があるという問題意識が共有された。
また、外部有識者の加藤茂博氏(人的資本経営専門・元リクルート ビジネスプロデューサー)は「マネジメントの中身が『管理強化』の側面が強くなりすぎると組織が冷えていくことが懸念事項だ。コンテンツカンパニーを目指すフジテレビにはスリム化や生産性向上だけでなく、熱量やクリエイティビティの高さが重要だ。 そのためには管理者が自分の組織を結束させ熱量を高めるマネジメント実行して行く必要がある。雑談などコミュニケーション量の多いチームのほうが、業績が良いというデータもある。再生・改革の2年目は、組織をスリム化、筋肉質化して組織効率や投資効率を向上させる施策に加え、雑談力や心理的安全性に支えられた創造力の高い組織を作るコミュニケーションや熱量を高める施策の両方をバランスよく行うことが重要だ」提言した。
