元プロ野球選手で野球解説者の谷繁元信氏が8日、YouTubeチャンネル『谷繁ベースボールチャンネル』で公開された動画に出演。「2026 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」のオーストラリア戦で2被弾した侍ジャパン・大勢の起用法について言及した。

谷繁元信氏

谷繁元信氏

大勢の起用法について言及

8日に行われたオーストラリア戦を4対3で制し、C組1位通過での準々決勝進出を決めた侍ジャパン。しかし、9回表に登板した大勢がアレックス・ホールとリクソン・ウィングローブにそれぞれソロホームランを浴び、あわや同点という緊迫した展開を招いていた。

大勢投手の投球について、谷繁氏は「ピッチャー陣の中の心配、ちょっと不安がある大勢、ちょっと適中しましたね。ホームラン2発打たれて、まあ三振1個とりましたけど、ほぼすべてのボールに当てられて」と指摘。結果だけでなく、内容面でも不安が残るマウンドだったと分析した。

続けて、「これが決勝、準々決勝行った辺りに、ベンチがどういうふうに起用するかでしょうね、これは」と、今後の負けられない戦いにおける起用法に注目。「今の状態で、最後の1イニング任せるっていうようにはもしかしたらいかないかもしれない」と述べ、現在のクローザーという役割が変更される可能性についても示唆した。

最後に、「この辺りは井端監督とピッチングコーチの中である程度ミーティングしながら、起用法は決めていくんじゃないかな」と語り、今後の監督・コーチ陣による戦略的な判断に委ねられるとの見解を示していた。

【編集部MEMO】
横浜ベイスターズ、中日ドラゴンズ などで活躍した谷繁元信氏。2014年シーズンより中日ドラゴンズ選手兼任監督、2016年シーズンは専任監督を務めた。ベストナイン1回、ゴールデングラブ賞6回、最優秀バッテリー賞4回といった受賞歴のほか、27年連続本塁打および捕手としての試合出場のギネス世界記録、通算3021試合出場の日本プロ野球(NPB)記録なども持つ。