粗大ゴミ回収隊は、結婚・同棲時の家具・家電の処分に関する調査結果を2026年3月5日に発表した。本調査は2026年2月、全国の成人男女500人を対象に、インターネット調査によって行われたもの。

「どちらを残すか」で約3割が意見対立

  • 「どちらを残すか」で揉めたことはあるか

    「どちらを残すか」で揉めたことはあるか

重複した家具・家電について「どちらを残すか」でパートナーと揉めた経験を聞いたところ、最多は「全く揉めなかった」(70.2%)だった。一方で「少し意見が分かれた程度」(20.8%)、「数回揉めた」(7.2%)、「何度も揉めた」(1.8%)となり、何らかの意見対立を経験した人は合計29.8%となった。

多くのカップルはスムーズに判断している一方、約3割が家具・家電の選択を巡って意見の相違を経験している実態が明らかになった。

揉めた家具1位は「ベッド・布団」

「揉めた」と回答した人に、特に揉めた家具・家電を尋ねたところ、最多は「ベッド・布団」(23.4%)だった。続いて「冷蔵庫」(19.9%)、「ソファ」(16.3%)、「洗濯機」(14.9%)、「テレビ」(14.2%)となった。

ベッドは寝心地や快適性など個人の好みが反映されやすく、毎日使う家具でもあることから、意見が分かれやすいと考えられる。

判断基準は「機能性・使いやすさ」

  • 残す家具の判断基準は?

    残す家具の判断基準は?

どちらの家具・家電を残すか判断する際の基準は、「機能性・使いやすさ」(35.2%)が最多だった。次いで「新しさ(購入時期)」(28.6%)、「デザイン・見た目」(17.8%)、「購入金額(高い方を残す)」(7.3%)、「パートナーの強い希望」(5.6%)、「愛着・思い入れ」(5.5%)となった。

実用性や新しさなど、今後長く使うことを意識した判断基準が重視される傾向が見られた。

最終的には「パートナーの家具」が多く残る傾向

最終的にどちらの家具・家電が多く残ったかを聞いたところ、最多は「パートナーの方が多く残った」(31.1%)だった。次いで「自分の方が多く残った」(27.5%)、「だいたい半々」(25.4%)、「両方処分して新しく購入した物が多い」(16.0%)となった。

処分方法、最多は「自治体の粗大ゴミ回収」

不要になった家具・家電の処分方法は、「自治体の粗大ゴミ回収」(37.4%)が最多だった。続いて「リサイクルショップに持ち込み」(18.2%)、「不用品回収業者に依頼」(14.5%)、「知人・友人に譲った」(13.7%)、「引っ越し業者の引き取りサービス」(5.6%)、「まだ処分していない」(5.5%)、「フリマアプリで売却」(5.1%)となった。

処分期間は「結婚・同棲前に処分」が最多

家具・家電の処分にかかった期間は、「同棲・結婚前にすべて処分した」(44.6%)が最多だった。次いで「1週間以内」(31.6%)、「3ヶ月以上」(15.2%)、「まだ処分できていない」(8.6%)となり、多くのカップルが比較的早い段階で処分を終えていることが分かった。

処分費用は「5,000円未満」が最多

家具・家電の処分費用は、「5,000円未満」(37.0%)が最多だった。次いで「無料」(23.8%)、「5,000円〜10,000円未満」(18.8%)、「10,000円〜30,000円未満」(10.4%)、「30,000円〜50,000円未満」(1.6%)、「50,000円以上」(1.2%)となった。

処分で大変だったこと1位は「運び出し」

  • 処分で大変だったことは?

    処分で大変だったことは?

処分で大変だったことは、「運び出すのが重労働だった」(31.3%)が最多だった。続いて「処分方法を調べるのが面倒だった」(22.1%)、「粗大ゴミの予約・手続きが面倒だった」(18.0%)、「スケジュール調整が難しかった」(10.5%)となった。

大型家具や家電の搬出作業の負担や、処分方法の調査・手続きに手間を感じる人が多いことがうかがえる。