JR東日本は3日、エスカレーター滞留停止システムを導入すると発表した。1人乗りエスカレーターの降り口付近で利用者が転倒した際など自動で検知し、非常停止を行うことで後続の人が折り重なってしまう二次災害を防ぐためのシステムだという。
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エスカレーター滞留停止システムの設置状況
エスカレーター滞留停止システムは、エスカレーターの降り口付近に設置した3Dセンサーにより、利用客の滞留状態を検知するしくみ。転倒などにより降り口付近で人が動けなくなった場合をはじめ、滞留を検知した際、まず後続の利用者に対して音声と光で注意喚起を行い、その後、エスカレーターを非常停止させる。
東京駅新幹線南乗換口の1人乗りエスカレーター4台を対象に、3月5日から導入する予定。1人乗りエスカレーターはステップ幅が狭く、降り口付近で動けなくなった人がいた場合に後続の利用者が横をすり抜けられず、降り口で次々と折り重なってしまうおそれがあったという。
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エスカレーター降り口での転倒などによって人が滞留し、事故につながる流れのイメージ
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エスカレーター滞留停止システム概要図
JR東日本は、このシステムを導入することで群衆事故の被害防止が期待できるとしており、今後も利用者滞留発生のリスクが高い箇所への導入を検討していくとしている。