Tinderとmimosasは2026年3月2日、恋愛・親密な関係における「同意」に関する意識調査の結果を発表した。調査は2026年2月7日〜8日、全国の18〜33歳の男女1,664名を対象にインターネット調査で実施した。
調査は国際女性デーにあわせ、若者の間での「性的同意」の広がりの実態を把握することを目的に実施したもの。
94.6%が「同意は重要」
全体の「同意は重要」(94.6%)が最も多かった。性的行為では「同意が必要」(86.2%)、写真撮影では「同意が必要」(50.8%)、個人情報の共有では「同意が必要」(58.8%)となり、日常的な場面でも5〜6割が必要性を認識している。Z世代では「同意はお互いの信頼関係を深めてくれること」(57%)と回答し、同意に対してポジティブな認識が広がっていることが分かった。
4割前後が「同意をとるのは難しい」
一方で「同意をとることは難しい/やや難しい」は男性45.2%、女性33.7%だった。Z世代では男性48.6%、女性38%となり、若い世代ほど難しさを感じる傾向がみられた。
難しい理由は「雰囲気を壊してしまうのではという懸念」(54.4%)、「どう伝えればよいか分からない」(54.1%)、「断られるかもしれない不安」(53.7%)が上位となった。
「同意はお互いに確認」が難しさを下げる傾向
「同意はお互いに確認するもの」は女性80.4%、男性64.7%だった。一方「自分が確認するもの」は男性17.1%、女性5.3%。
「同意を取ることは難しい」と感じる人は「同意はお互いに確認するもの」と回答した人では(38.0%)、「自分または相手が確認するもの」と回答した人では45.7%となり、双方向の認識のほうが心理的ハードルが低い傾向がみられた。
62%が「同意の取り方を学んだことがない」
「同意の取り方・伝え方を学んだことがない」(62%)が過半数を占めた。女性26〜33歳では75%にのぼった。
「同意はいつでも撤回できる」を「よく知っている」(27%)、「同意を確認・表明する方法」を「よく知っている」(28.2%)にとどまり、実践的知識の不足が明らかになった。
女性の39.2%が「断れなかった経験あり」
「断れなかった経験がある」は女性39.2%、男性21.1%だった。その後の感情は「時間が経ってから後悔した」(38.5%)、「相手に伝えたいことを言葉にしづらくなった」(30.5%)、「自己嫌悪にかられた」(23.4%)が上位だった。
一方「特に困ったことも良かったこともない」(25.5%)が最多となり、「安心する」「信頼できる」「嬉しい」はほぼすべての場面で4割以上を占めた。
調査結果から、同意は若者世代にとって新たなスタンダードになりつつある一方で、具体的な実践方法の共有が課題となっている実態が浮き彫りとなった。





