NEVERSEENは2026年2月26日、便秘と生活習慣に関する実態調査の結果を発表した。本調査は2026年1月、全国の20代から60代以上の男女500名を対象に、インターネットリサーチによって行われたもの。排便状況や残便感、便秘に伴う悩み、水分摂取量や運動習慣、海藻や野菜の摂取頻度などを調査し、便秘との関連性を分析した。

回答者の年齢、性別分布が以下。

  • 回答者の年齢分布

    回答者の年齢分布

  • 性別分布

    性別分布

回答者は女性が「68.8%」で中心層は30代「28.6%」と40代「32.8%」。

約7割が便秘を自覚

  • 便秘の自覚状況

    便秘の自覚状況

「便秘だと感じている」(20.6%)と「時々便秘になる」(52.6%)を合わせると「便秘」(73.2%)となった。

  • 男女別 便秘の自覚状況

    男女別 便秘の自覚状況

性別では女性は「76.2%」、男性は「67.1%」で女性が約9ポイント高い。

排便頻度と便の状態

  • 排便頻度の分布

    排便頻度の分布

排便頻度は「2から3日に1回」(45.6%)が最多。「毎日」は36.8%。

  • 便の形状

    便の形状

便の形状は理想型とされる「バナナ状」(40.0%)が4割にとどまった。

  • 残便感の有無

    残便感の有無

排便後の残便感は「頻繁にある」(20.8%)と「時々ある」(59.6%)を合わせて「80.4%」。

便秘による二次的な悩み

  • 便秘による二次的な悩み

    便秘による二次的な悩み

便秘に伴う悩みは「ぽっこりお腹」(50.8%)が最多。「腹痛」(28.2%)、「体重増加」(25.6%)が続いた。

  • 運動習慣別

    運動習慣別

運動習慣別では「ぽっこりお腹」は運動なし56.6%に対し、定期的な運動は27.0%で29.6ポイント低下。「肌荒れ」は20.9%から8.1%へ12.8ポイント低下した。

子供も「41.8%」が便秘傾向

  • 子供の便秘状況

    子供の便秘状況

子供の排便状況では「便秘」(7.2%)と「便秘気味・疑い」(34.6%)を合わせて「41.8%」。

生活習慣と便秘率の関係

水分摂取、運動レベル、海藻摂取頻度、野菜摂取頻度の4要素について分析した。

水分摂取

  • 水分摂取

    水分摂取

1日「500ml未満」(82.4%)に対し「1500ml以上」(58.6%)で23.8ポイント低下。

運動習慣

  • 運動習慣

    運動習慣

「運動なし」(84.6%)に対し「定期的な運動」(51.4%)で33.2ポイント低下。

海藻摂取

  • 海藻摂取

    海藻摂取

「ほぼ食べない」(80.6%)に対し「週3から4回」(64.2%)で16.4ポイント低下。

野菜摂取

  • 野菜摂取

    野菜摂取

「週2日以下」(79.8%)に対し「ほぼ毎日」(63.6%)で16.2ポイント低下。

4要素すべてが良好な群は「53.3%」。良好習慣が0個の群は「81.9%」。差は28.6ポイントとなった。

今日から始められる4つのアクション

調査結果を踏まえると、便秘改善には日々の生活習慣の見直しが重要になる。まず、運動習慣の確立が最優先だ。1日30分程度のウォーキングや軽いストレッチなど、無理のない範囲で継続することが求められる。

次に、水分を1日「1000ml以上」摂取することが目安となる。こまめな水分補給を意識することで、腸の働きをサポートできる。さらに、野菜は週「6日以上」十分な量を摂取することが重要だ。頻度だけでなく、1回あたりの摂取量も意識する必要がある。加えて、海藻を週「3から4回」取り入れることも効果的だ。日常の食事に無理なく組み込むことで、水溶性食物繊維の摂取につながる。

解毒×腸改善アドバイザー 森佐登子氏の総括

森氏は、便秘は腸だけの問題ではなく全身の不調や体質形成にも関わると指摘。腸は「第二の脳」とも呼ばれ、健康管理の最優先事項として捉える重要性を示した。便秘は放置せず、生活習慣の改善による根本的な対策が重要としている。