マイナビニュースのテレビ担当記者が、2月にあったテレビ界の出来事を独断と偏見でピックアップする【2月テレビ界五大ニュース】。今月は、五輪フィーバーの中で、長寿番組の“区切る”をめぐるニュースも続いた。

  • (左から)宮根誠司、日本テレビ福田博之社長

    (左から)宮根誠司、日本テレビ福田博之社長

『ザ・ノンフィクション』婚活シリーズ最新作、見逃し配信新記録

フジテレビのドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』で、「結婚したい彼と彼女の場合~令和の婚活漂流記2026~」が、1日・8日に放送。婚活アドバイザー・植草美幸さんの結婚相談所に入会した人たちの婚活に密着する人気シリーズで、今回は年収の壁に苦しみながら奮闘する久保さん(仮名)に応援の声が集まり、大きな反響となった。

見逃し配信は、前編で80.75万回再生を達成し、「報道・ドキュメンタリー」ジャンルの歴代最高記録を更新。さらに後編はその記録を大きく上回る114.3万回再生を記録し、歴代最高を塗り替えた(※各再生数はTVer DATA MARKETINGで算出。TVer・FODの合計値。放送後1週間)。

「ミラノ・コルティナ五輪」メダルラッシュで早朝帯も高視聴率

6日~22日に開催された「ミラノ・コルティナオリンピック」。日本選手団は金5・銀7・銅12の計24個のメダルを獲得し、冬季五輪の最多記録となるメダルラッシュとなった。

現地との時差がある中で、坂本花織が銀、中井亜美が銅となった「フィギュアスケート・女子シングルフリー」(20日6:20~、NHK総合)は、早朝帯にもかかわらず個人12.0%、世帯21.7%という高視聴率をマーク(※ビデオリサーチ調べ・関東地区)。大型国際スポーツコンテンツの地上波視聴がまだまだ定着していることを裏付けた。

関西発の全国ネットで20年…『情報ライブ ミヤネ屋』終了発表

12日、読売テレビ・日本テレビ系情報番組『情報ライブ ミヤネ屋』のMC・宮根誠司が、9月末で番組を終了すること生放送で発表。「ありがたいことに読売テレビ、日本テレビ系列、スポンサーの皆さんに“もうちょっと頑張ったらどうか”と慰留してもらいました」というが、卒業を決意したことを明かした。

今年7月末で放送開始20年を迎え、関西発の全国ネット情報番組を成功させた立役者の宮根に、読売テレビの松田陽三社長は同日の会見で、「体調管理、精神面、緊張感の持続、集中力の維持は予想を超えるご負担があったと推察する。視聴率トップを維持するのも並大抵のことではない。金字塔を打ち立てた宮根さんに感謝するとともに尊敬している」と賛辞を送った。

元TOKIOメンバーが日テレ社長と面会、『鉄腕DASH』の今後は

13日、元TOKIOの松岡昌宏が、30年以上にわたり出演してきた日本テレビ系バラエティ番組『ザ!鉄腕!DASH!!』を降板することを発表。15日には、同じく元TOKIOの城島茂が、出演継続を表明した。

17日、日本テレビの福田博之社長は定例会見で、コンプライアンス違反で昨年降板した国分太一と面会し、城島、松岡とも面会したことを説明。国分には「“今後何か相談ごとがあれば連絡してほしい”と伝えました」、松岡には「30年間、番組を支え続けていただき本当に感謝しかありません」、城島には「よりよい番組作りに取り組んでくださるとの非常に意欲的な思いを伝えていただいております」と思いを述べ、『鉄腕DASH』のさらなる進化に期待を寄せた。

「笑ってはいけない」海外展開へ 世界最大級エンタメ企業とタッグ

吉本興業は25日、日本テレビ系バラエティ番組『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』の人気シリーズ「絶対に笑ってはいけない」のフォーマット販売について、世界最大級のエンターテインメント企業、バニジェイ・エンターテインメントとパートナーシップを締結したと発表。ダウンタウンとしてコンビ活動の休止が続く中、人気コンテンツの新展開の一報は大きな反響になった。

『ガキ使』発の海外展開といえば、静かにしなければいけない図書館で声を我慢しながら罰ゲームを受ける「サイレント図書館」が先行。「~してはいけない」という制約が課せられた中で展開するゲームの面白さは、世界共通のようだ。