「どんな過去があっても人生は変えられる」行き場を失った若者たちを受け入れてきた寿司職人がいる。東京で人気店を営む社長・阿部浩さん。彼のもとに現れたのは、パンチパーマ姿で上京してきた17歳の少年だった。

フジテレビのドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』(毎週日曜14:00~ ※関東ローカル)では、人気寿司店の熱血社長と従業員たちの姿を追ったシリーズ第2弾「人生を変える寿司2」を、3月1日・8日に放送する。

  • トワさん

    トワさん

東京に8店舗を構える「意気な寿し処 阿部」は、連日客でにぎわう人気の寿司店。何よりも「心意気」を大切にする社長・阿部浩さん(54)の下で修業に励むのは、一癖も二癖もある個性豊かな板前たちだ。少年院に入っていた者や、行き場を失った者でも、修業を希望する人間は拒まない。「どんな過去があっても人生は変えられる」――それが阿部さんの信念となっている。

2025年春、愛知県から上京してきたのはパンチパーマ姿の17歳、トワさん。入社式にも一人、大遅刻。修業が始まっても悪ふざけを繰り返し、先輩たちの反感を買うが、阿部さんに厳しく叱られ、髪を丸刈りにして心機一転を誓う。

空き時間には卵焼きの練習を繰り返し、その真剣な姿に、周囲の空気も少しずつ変わっていく。高校を退学処分になり、飛び出すように上京してきた彼にとって、店はいつしか大切な「居場所」になりつつあった。

だが入社して半年が過ぎた頃、ある“事件”を起こしてしまう。ついには先輩たちからも距離を置かれ、大好きだった店が居づらい場所に変わっていく。状況を変えようと阿部さんはトワさんに、ある提案をするのだが、翌朝、彼は突然、姿を消してしまう…。

どんなことがあっても弟子を決して見捨てない阿部さんと人生を変えたい17歳。すれ違う思いの行方を、仲里依紗のナレーションで追っていく。

  • (左から)阿部社長、トワさん

    (左から)阿部社長、トワさん

(C)フジテレビ