![古巣を快く支援したハート氏[写真]=Getty Images](index_images/index.jpg)
元イングランド代表GKであるジョー・ハート氏が、生まれ故郷のクラブをサポートするため“一夜限り”でゴールキーパーコーチを務めた。
現役時代にマンチェスター・シティ、ウェストハム、トッテナム・ホットスパー、トリノなど国内外のクラブで活躍したハート氏。イングランド代表としても通算75キャップを刻んだ名手は、セルティックでプレーした2023-24シーズン限りで現役を引退した。
現在38歳の元イングランド代表GKはプライベートの時間を大切にしながら、コメンテーターなどの仕事も行っている。
そんな中、今月24日に行われたEFLリーグ2(イングランド4部)のサルフォード・シティとシュルーズベリー・タウンの一戦では、生まれ故郷でサッカーキャリアをスタートした古巣であるシュルーズベリーからの要請を受け、“一夜限り”でゴールキーパーコーチを務めることになった。
現在チームを率いるギャビン・コーワン監督の依頼を受け、臨時のGKコーチとなったハート氏は敵地で2-1の逆転勝利を飾り、リーグ5連勝を達成したチームをベンチから見守った。
試合後、ハート氏はイギリスメディア『PA通信』で今回の経緯を明かすとともに、古巣の勝利を喜んだ。
「とても楽しかったよ。チームに貢献できて本当に良かったね」
「今、チームは複雑な状況にあり、私自身はギャビン(・コーワン監督)と親しいので、もし力になれるならそうすると伝えていたんだ。そして今夜、それが完璧に実現したんだ」
「チームに貢献したかった。長年培ってきたものをすべて出し切りたかった。同時に、選手たちがここで築き上げてきたものを心からリスペクトしているし、明日からその一部になるつもりはない。だから、少しでも力になれたなら、本当にうれしいよ」
一方、ハート氏に臨時GKコーチを依頼したコーワン監督は「今夜彼をここに迎えることができて本当に光栄だ。彼は自ら進んでやって来て、チームに新鮮な風を吹き込んでくれた。彼は故郷のクラブに戻ってきて、できることなら何か貢献したいと強く願っている。だが、あまり深読みしてほしくはない。ただ、仲間が仲間を助けているだけなんだ」と、あくまで同氏のサポートは今回限りであることを強調した。
なお、ハート氏の貢献もあって重要な勝利を収めたシュルーズベリーは、自動降格圏と12ポイント差の17位に浮上し、ひとまず安全圏に位置している。