プレミアでは2季連続で下位に沈んでいるトッテナム [写真]=Getty Images

 トッテナム・ホットスパーが財政面での改革を検討しているようだ。24日、イギリス紙『ガーディアン』が伝えている。

 今シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズを4位で終えてノックアウトフェーズへストレートインしたものの、プレミアリーグで苦戦が続いているトッテナム・ホットスパー。第27節終了時点で7勝8分12敗の16位に沈み、降格圏の18位ウェストハムとは「4」ポイント差。今月にはトーマス・フランク前監督の解任に踏み切り、イゴール・トゥドール監督を招へいしたが、初陣となったアーセナルとのノースロンドン・ダービーは1-4の惨敗に終わった。

 報道によると、クラブのオーナー陣は柔軟性を欠いた給与体系の刷新を検討しているとのこと。負傷者続出に加え、長年に渡り選手への給与投資が不十分だったことが2シーズン連続での下位低迷という不名誉な現状を招く一因だったと考えているようだ。実際に、2023-24シーズンの決算において、トッテナム・ホットスパーの人件費はいわゆる“ビッグ6”の中で最低水準となっており、マンチェスター・シティの半分強に留まっているという。

 “倹約家”としても知られているダニエル・レヴィ前会長は昨年9月に解任。近年は10億ポンド(約2100億円)のスタジアム建設資金の返済のために経費削減を余儀なくされてきたが、クラブを所有するルイス・ファミリー・トラストは給与への投資拡大の必要性を認識しているという。今冬に週給推定20万ポンド(約4200万円)とされるイングランド代表MFコナー・ギャラガーを3500万ポンド(約74億円)で獲得したことは、クラブ財政にとっての大きな転換点だと報じられている。

 また、チャンピオンシップ(2部リーグ)降格を回避した場合には、今夏に大幅なチーム刷新が行われる可能性が高いという。最高経営責任者(CEO)を務めるヴィナイ・ベンカテシャム氏も積極的な投資を示唆しているようだ。