三井住友トラストクラブは2026年2月24日、「20代と親世代における、初任給プレゼントの実態」に関する調査の結果を発表した。調査は2026年1月28日~29日の期間、20代の社会人(初任給が月額26万円以上)504人および50~60代の社会人(世帯年収が1,500万円以上)509人(計1,013人)を対象にインターネット調査形式で行われた。
初任給で親にどのようなプレゼントを贈った?
「初任給で親にどのようなプレゼントを贈りましたか?」と尋ねたところ、両世代ともに、4割以上が「外食」を選んでおり、食事の時間を共有することが初任給プレゼントの定番であることが分かった。
一方で、2位は50~60代の親世代では「日用品・実用品」(19.8%)だったのに対し、20代では「旅行や温泉、レジャー体験など」(34.1%)となり、現代の若者は「形に残るもの」以上に、旅行や食事といった「体験価値」を通じて感謝を伝えるという傾向がみられた。
親への初任給プレゼントを選ぶ際、最も重視したことについての質問では、親世代は「親に喜んでもらえること」(50.7%)と「感謝の気持ちを伝えられること」(31.6%)が8割強を占め、喜びや感謝といった感情の伝達そのものを重視していたことが分かった。
一方で、20代はそれらを前提としつつ「特別な思い出になること」(29.8%)が親世代と比較して約4倍となり、より強く「記憶に残るシーン」を求めていることが示唆される。
初任給プレゼントで最も印象に残っているエピソードについて自由回答形式で尋ねると、「泣いて喜んでくれたこと。」(20代/女性/会社員)、「親と美味しいイタリアンのおしゃれなお店に行き、ご馳走した。」(20代/女性/会社員)、「大人になるまで両親とゆっくり話すことがあまりなかったので、初任給でちょっと高級なお店での食事をご馳走して、初めて大人として対等に話ができた気がした。」(50代/女性/自営業・フリーランス)などのエピソードが挙げられた。
親への初任給プレゼントを選ぶ際、最も重視したこと
「親への初任給プレゼントでどのような店・施設で外食しましたか?」と尋ねたところ、両世代ともに「寿司」(20代:35.7%/50~60代:39.5%)の割合が最も多いという結果に。
また、20代では親世代に比べて「懐石・割烹」(32.8%)を選ぶ割合が多く、落ち着いた和の空間でのおもてなしを好む傾向がみられた。
親への初任給プレゼントで困ったこと
「親への初任給プレゼントでどのようなことに困りましたか?」について20代の社会人に尋ねたところ、最も多かった回答が「予算に悩んだ」(26.6%)。
次いで「店・施設の雰囲気や格式がわからず不安だった」(26.0%)が続き、「失敗したくない」というプレッシャーと、「どう選べば正解か分からない」という経験不足の中で、店選びに苦戦していたことがうかがえた。
親への初任給プレゼントで外食にどのくらいの金額を使ったかについての質問では、 全体的に親世代の方が高価格帯の傾向にあるが、20代でも1万円以上使う層が4割を超えていた。また、10万円以上使う層も6.7%と親世代の約3倍おり、一生に一度の記念となる特別な思い出には対価を惜しまない姿勢がうかがえる結果に。





