東京Vと町田が対戦した [写真]=J.LEAGUE via Getty Images

 明治安田J1百年構想リーグ 地域リーグラウンド第3節が21日に行われ、東京ヴェルディとFC町田ゼルビアが対戦した。

 J1で唯一PK戦なしで開幕連勝スタートを飾った東京Vと、90分1勝+PK戦1勝の町田による“東京クラシック”。先に相手のゴールを脅かしたのは町田だった。3分、ペナルティエリア手前で前を向いたイェンギが左足でゴール左上を狙ったが、シュートはクロスバーに阻まれた。

 12分、東京Vにアクシデントが発生する。相馬勇紀のタックルを受けた松橋優安が着地の際に足首をひねると、松橋は一度プレーを再開したがすぐにピッチへ座り込んでしまう。開幕から好調だった背番号「7」は新井悠太との交代でピッチを後にした。

 その後は町田がボールを握るなか、東京Vはシンプルな攻めで絶好機が訪れる。内田陽介が右サイドから相手DFラインの背後にワンタッチでロングパスを供給。抜け出した染野唯月が相手GKとの一対一を迎えたが、シュートを枠に飛ばすことはできなかった。

 前半終了間際、東京Vにふたたび負傷者が出てしまう。林尚輝が筋肉系トラブルでプレー続行を断念。試合中の交代枠使用を避けるためハーフタイムまで10人で我慢し、試合はスコアレスで折り返す。

 試合の均衡が破れたのは69分、町田が先制に成功する。敵陣中央でフリーキックを獲得すると、キッカーは相馬。壁の右側を巻いてゴール左下を撃ち抜いた。

 80分、町田がリードを広げる。相馬が左コーナーキックからニアに正確なボールを送ると、ファーからニアに走り込んだ中村帆高が頭ですらす。ゴール前に詰めた中山雄太が合わせて押し込んだ。

 追い込まれた東京Vは、89分に1点を返す。山見大登がカットインから右足を振り抜き、相手DFの股の間を抜いてゴール左下へ流し込んだ。

 東京Vの諦めない気持ちが実った。後半アディショナルタイム終了間際、右からのクロスに吉田泰授が頭で合わせてヘディングシュートを叩き込み、敗戦濃厚からPK戦に持ち込んだ。

 PK戦では先攻の町田、後攻の東京Vともに1人目が成功。町田の2人目が決めると、東京Vの2人目を務めた山見は相手GK谷昴生にコースを読まれて止められてしまう。3人目はともに成功したが、町田は4人目と5人目で連続失敗。4人目と5人目も成功した東京Vが勝ち点「2」を獲得した。

 次節、東京Vは28日に敵地で横浜F・マリノスと、町田は27日にホームでジェフユナイテッド千葉と対戦する。

【スコア】
東京ヴェルディ 2-2(PK戦:4-3) FC町田ゼルビア

【得点者】
0-1 69分 相馬勇紀(町田)
0-2 80分 中山雄太(町田)
1-2 89分 山見大登(東京V)
2-2 90+5分 吉田泰授(東京V)

【ゴール動画】“東京クラシック”は白熱の展開! 東京V対町田