アサヒ飲料は社長人事を内定。現・常務執行役員SCM本部長兼国際担当、サステナビリティ関連管掌の近藤佳代子氏が3月24日付で代表取締役社長に就任し、現・代表取締役社長の米女太一氏は会長に就く。
近藤氏は1968年2月2日生まれの58歳。1991年に明治学院大学文学部卒業後、 アサヒ飲料入社。2017年9月コーポレートコミュニケーション部長、2019年4月アサヒグループホールディングスサステナビリティ部門ゼネラルマネジャー、2022年3月執行役員Head of Sustainability、24年3月アサヒ飲料取締役兼執行役員 国際、品質保証、r-PET推進管掌を歴任し25年3月より現職。
20日に行われた会見では、経営方針として「サステナビリティ経営の実践を強固なものにする」「既存の事業を進化させると共に、新規事業を創出する」「人と組織の力を最大限に引き出す」の3つを挙げ、「愛され信頼される企業を目指して、100年のワクワクと笑顔を皆様と一緒に作り上げたいきたい」と語った。
また、同氏はSCM本部長として昨年9月に発生したサイバー攻撃によるシステム障害への対応の陣頭指揮をとった。本事案について「多大なるご迷惑、ご負担、ご心配をおかけしたことをお詫び申し上げる」と改めて謝罪。そのうえで、「危機の中で、社員一人ひとりが真剣に考え、前を向いて行動してくれたことに深く感謝している」と語った。
飲料業界は成熟市場にあり、原材料高や消費構造の変化など不確実性が高まっている。しかし同氏は「複雑さを増す環境こそ、未来を切り開く好機」と前向きに位置づける。
学生時代、バスケットボールで培った「仲間とともに逆境を乗り越える」価値観を経営にも生かし「楽しみながら挑戦し続ける組織でありたい」と抱負を語った。
