社内外のクリエイター育成・発掘に加え、生成AIでアニメやドラマ、CMなどを創出へ――テレビ朝日ホールディングスは12日、2016~2029年の新経営計画を発表。AIクリエイター集団「AIクリエイティブスタジオ」を新設し、AIを活用したコンテンツ開発を推進する方針を示した。
「AIクリエイティブスタジオ」では、新番組『AI大作戦』を制作。テレビ朝日とグループ会社のクリエイターの育成に加え、一般のAIクリエイターの発掘も目指す。
また、生成AIによるアニメ、ドラマ、CMなどのコンテンツを創出し、ヒットIPによる多角的な事業展開を狙う。さらに、AIロボットなど最新技術を活用することで、 新たなテレビの楽しみ方も提示する考えだ。
そして、社内横断の「AI活用ビジネス開発チーム」を組成。視聴データや会員サービス「テレ朝iD」を分析し、新たな収益モデル構築する中で、現在380万iDの「テレ朝iD」を700万iDまで拡大することを目標に掲げる。
ほかにも、UGC(ユーザー生成コンテンツ)を活用したファンダムビジネス、地上波・デジタルのデータ統合の広告システム開発も展開するとしている。
一方で、膨大な制作・ルーティン作業の中で、4年間で全社の年間業務時間を15万時間削減することを目指す。これにより生み出されたリソースで、「人間にしか生み出せない共感や感動を生むクリエイティビティ」への集中投下を図る。

