
「Live house マハリク・マハリタ」は、1980年代から1990年代にかけて平塚市紅谷町のリンダビルの地下で、ライブハウスとして営業をしていました。
35年の長い空白の期間を経て、2025年12月27日、「ひらしん 平塚文化芸術ホール」近く見附町の隠れ家的民家の1階に復活しました。
画像出典:Paul Higa
「Live house マハリク・マハリタ」はなぜ復活したの?
復活オープン以来、「Live house マハリク・マハリタ」を知る常連客や、かつてステージに立っていたミュージシャン達がここを訪れ、音楽に耳を傾け、音楽談議に花を咲かせ、自ら演奏をして、昔を懐かしんでいます。
「Live house マハリク・マハリタ」は、デュオ、トリオ、カルテットのセッションやバンド、またオープンマイクを通してステージを利用できる開かれた音楽の社交の場です。
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ジャズ演奏が中心ですが、オールジャンルの音楽に対応しています。演奏がない日でも、気軽に入店し音楽を堪能できます。
店内は約15坪とコンパクトですが、正面奥にステージ、左手にカウンター席7席、右手にテーブル席4席があり、音楽を間近で楽しめる配置です。
この場所は以前「Jazz Time」という、地元のジャズファンに親しまれた歴史あるライブスポットでした。
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再びお店を始めるきっかけは、閉店した「Jazz Time」の場所でお店をやらないかと、店舗大家から話を持ち掛けられたことからでした。長年打診をされていたのですが、決断は昨年12月中旬でした。
わずか数週間でのオープンを実現させたのは、「Live house マハリク・マハリタ」オーナー兼ミュージシャンの鈴木雅彦さんの、迷いのない決断と行動力でした。
それには理由がありました。それはステージでした。
再開までの35年間、オーナーの鈴木さんは、大磯の「すとれんじふるうつ」、平塚「BURGERおん」・「Jazz Time」で、ギターリストとして定期的に演奏をしていました。
ミュージシャンとして長年演奏を重ねてきた鈴木さんは、演奏者の視点から、かつて「Jazz Time」として使われていたこのステージに特別な思い入れを抱いていました。
「この場所で、もう一度音楽と向き合いたい」という気持ちが、2025年12月27日にオープンにつながったといいます。
JBL4343スピーカーから流れるジャズギターの生音
鈴木さんは音に対してこだわりを持っています。「Live house マハリク・マハリタ」では、他にはない音響設備で音楽を楽しめます。
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「ここに設置されているJBL4343のスピーカーは、演奏者にとって心地の良い音を出し、絶妙な音のバランスを作ってくれます。また観客側も、スピーカーを通して音の広がりや空気感を体験できます」と鈴木さんは語ります。
Bluetoothやサウンドバー、ヘッドホンやイヤホンが主流となっている昨今、本格的音響システムを配備しているお店は多くありません。鈴木さん自慢の音を体験してみてはいかがですか。
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平塚のジャズ史を作ったミュージシャン鈴木雅彦
1980年代からジャズギターリストとして活躍していたオーナーの鈴木雅彦さんは、20代前半はヘビーメタル一筋で生きていました。
「デビルス」という名のハードロックバンドを結成し、スコーピオンズ、マイケル・シェンカー、アイアン・メイデンをこよなく愛していました。
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ところが、25歳の時ジャズギターリストの東海林由孝さんと出会いました。
鈴木さんがそれまで知らなかった音を奏でる東海林さんから強い影響を受け、鈴木さんはそこからジャズの道に入りました。米ニューヨークに武者修行。徹底的に本場のジャズを聴き、ジャズを勉強しました。
その後、鈴木さんのお母様がスナックを始めたことをきっかけにして、そこでバーテンをする傍ら、スナックの一角で尊敬する東海林さんとジャズのセッションをはじめました。
無我夢中の音楽生活を送り、1980年代後半に紅谷町のリンダビルに「Live house マハリク・マハリタ」を開店します。「Live house マハリク・マハリタ」は、当時を知る人にとって、平塚を代表するライブハウスといわれる存在になりました。
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女将の作る家庭料理に舌鼓
「Live house マハリク・マハリタ」は、音楽だけではなく、お酒やおつまみも楽しめます。
女将の手料理には定評があります。モツ煮は名物料理ですが、本日は「イモ煮」と「バリバリソーセージ」をご紹介します。
本日のお通し550円(税込)は、こちらの「イモ煮」でした。「イモ煮」は、里芋に旨味がじっくり染み込んだ濃厚な味わいで、リピートしたくなる一品です。
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「バリバリソーセージ」はSNSで大バズりのおつまみですが、ここの味は他とは違います。薄い皮が巻かれたソーセージがカラッと揚がっていて、外はカリカリ、中は脂の旨味でジューシーです。
食べる時に出る「バリバリッ」という音は心地良く、聴き方によってはパーカッションの音色の様で、ジャズのリズムに合います。これで美味しさも倍増です。ビール、ウイスキーと共に召し上がってみてください。
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アルコール類は、ビール600円(税込)、ハイボール770円(税込)、ウイスキーシングル770円(税込)、バーボンシングル770円(税込)、ブランデーシングル880円(税込)、サワー各種550円(税込)などです。
只今仕込み中のレモン麹サワー(まもなく販売開始)やソフトドリンク550円(税込)~もあります。
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オープンマイクでステージにあがってみよう!
「Live house マハリク・マハリタ」は、新しいアーティストの発掘の場でもあります。ジャズ、ロック、ポップス、演歌などジャンルに拘らず、やりたいという気持ちがあるなら、ステージに立てます。
「Live house マハリク・マハリタ」のオープンマイクは、Instagramで日時を確認できます。また直接電話で問い合わせも可能です。
ちょうど取材中に、ひとりの女性がオープンマイクに挑戦。JBLのスピーカーから流れるBGMと共に、素晴らしい歌声を披露してくださいました。
「私はジャズを演奏していますが、ロックでも、J-POPでも、K-POPでも、ジャンルは関係ないです。ここに来ると、音楽に触れられる、色々な音楽に接することができる。そういう場を提供したいと思っています。この機会を是非ご利用ください」と鈴木さんからのメッセージです。
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ちょっと気になった店名「Live house マハリク・マハリタ」
「Live house マハリク・マハリタ」への道のりは、平塚北口を出て、紅谷パールロードを抜け、しんしく横丁でショートカットをし、徒歩約10分。
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取材でお店に向かう間、ずっと「魔法使いサリー」の主題歌が頭の中でループしていました。お店のオーナーはアニメ好き、ヒンドゥー教徒、占い好き、など様々な事を考えていました。
入店すると、まず笑顔が素敵で優しい女将が対応してくれました。しだいに女将の軽妙なトークに引き込まれ、会話が弾みました。
店名の由来を聞くと、「特別な意味はありません。急な発想でこの名前にしました」との事。「お店がスタートした後に飼った猫には、サリーちゃん、ポロンちゃん、カブちゃんと名前をつけましたけど」と、女将のユニークな視点が「Live house マハリク・マハリタ」の原点であることがわかりました。
忘れることができない名前の「Live house マハリク・マハリタ」。ジャズの生演奏と美味しいお料理で、素敵な時間をお過ごしください。
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| 最寄り駅 | JR東海道本線, 平塚駅 |
| 住所 | 神奈川県平塚市見附町29-9 1F |
| 駅徒歩 | JR東海道本線平塚駅から徒歩10分 |
| 営業日 | 月曜日 |
| 営業時間 | 17:00~00:00 |
| 定休日 | 木曜日 |
| 予約 | ネット予約 |
| 電話番号 | 090-5345-2503 |
| 受付開始 | 登録なし |
| 受付終了 | 登録なし |
| 予算(下限) | 1500 |
| 予算(上限) | 3000 |
| 支払い方法 | 現金 |
| 手数料 | テーブルチャージ料 500円 |
| 席数 | 20席 |
| 席の種類 | テーブル席 |
| 席の種類詳細 | カウンター7席、テーブル13席 |
| 個室 | 無し |
| 貸切 | 貸切可能 |
| 最大予約人数 | 20名 |
| 駐車場 | 無し |
| 設備・サービス | ライブ・生演奏 |
| コース内容 | 無し |
| ドリンクメニュー | ソフトドリンク |
| 利用シーン | デート |
| アクセス | 隠れ家レストラン |
| サービス | テイクアウト |
| お子様連れ | 不明(店舗にお問い合わせください) |
| 公式サイト | https://www.instagram.com/mahariku_maharita_official |
| 開業年月日 | 2025-12-27 |












