JFAと契約したマイク・ライリー氏

 日本サッカー協会(JFA)は5日、2026年の新規事業として審判委員会に「ディベロップメントグループ」を新設することを発表した。

 JFAの発表によると、この組織は若手審判員の発掘およびその強化に注力し、より質の高いJ1主審を継続的に輩出することを目的としているとのこと。2026年1月より設置されており、ERDP(Elite Referee Development Panel)とTID(Talent ID=全国におけるスカウティング活動)の2つの事業から成る。

 また、このグループの統括者にはマイク・ライリー氏が就任することも発表。JFAとは審判育成ダイレクターの契約を結び、2026年12月31日までの契約となる。マイク・ライリー氏は、イングランドにおけるプロ審判を統括する組織である「PGMOL(Professional Game Match Officials Limited)」の元マネージングディレクターであり、14年間にわたってプレミアリーグやEFL(イングリッシュフットボール)、ウィメンズスーパーリーグなどの変革を主導。現在は北アイルランドサッカー協会審判コンサルタントや国際サッカー評議会(IFAB)のテクニカルメンバーも務めており、過去には13年間にわたってプレミアリーグで主審を務め、FIFA国際審判員としても10年間活動していた。

 マイク・ライリー氏はJFAを通じてコメント。「扇谷健司委員長とそのチームと共にこのエキサイティングで革新的なプロジェクトに携われることを大変うれしく光栄に思います。日本には優れた審判を輩出してきた素晴らしい歴史があります。サッカーが進化を遂げる中で、私たちはその基盤をさらに盤石なものにし、Jリーグの持続的な発展に貢献できるよう、優秀な審判員を数多く輩出して参ります」と意気込みを語っている。

 また、JFA審判委員会の扇谷健司審判委員長も「この度、マイク・ライリー氏と契約を締結しました。イングランドで培われた豊富な知見と卓越したリーダーシップを日本でも発揮していただき、ディベロップメントグループの統括として若手人材の発掘および育成に力を注いでいただくとともに、日本サッカー全体のさらなる発展にご尽力いただきたいと考えております。今回の契約締結を心より歓迎するとともに、マイク・ライリー氏と共に仕事ができることを大変うれしく思います」とコメントしている。