昨秋、「秋がなかった」と感じた人も多いのではないだろうか。2025年の流行語大賞に「二季」がノミネートされるなど、地球温暖化の影響により春と秋の過ごしやすい期間が短くなり、夏と冬が長期化する「二季化」が進んでいる。
「二季化」における生活の動向
キッチン用品や収納用品など幅広い日用品を展開する「KEYUCA」を運営する河淳は、2026年1月20日~23日の期間、全国の20~60代の男女300人を対象に二季化における新生活の意識調査を実施。その結果、95.3%が「夏と冬が中心の二季になっていると思う」と回答し、多くの人が気候変化を実感していることが明らかになった。
同社はこれらの動向を踏まえ、従来の「新」生活、1つの季節の「深」まり、暮らしの「進」化に着目した「シン・生活」をコンセプトに7つのソリューションを提案。今回は、中でも「収納(物価高騰)」「花粉対策」「UV対策」の3つのソリューションを紹介する。
整理収納アドバイザー直伝の収納術とは?
物価上昇が続き、食品価格の高騰を実感する場面が増えている。家計への負担が大きくなるなか、食材を無駄なく使い切る工夫やフードロスの削減は、家庭において欠かせない視点となりつつある。
そこで今回、同社商品の監修も担う整理収納アドバイザー・中山真由美氏に、今日から実践できる収納術を聞いた。
冷蔵庫収納編
まずは、冷蔵庫内。中山氏は「冷蔵庫は探す場所ではなく取り出す場所です。立体で見て物を配置し、奥から使っていくことがポイント」とコメント。
各段の配置は、上段が賞味期限の長いもの、中段がみそ汁など料理に頻繁に使うもの、下段はできればスペースを開けておくと良いとのこと。また、容器に入れるなどをして3~4つのグループに分けることが重要だという。
グループに分ける際に必要な容器は、何が入っているかが見やすく誰でも片手で取れるように、透明で大きめの取っ手が付いているものがおすすめ。また、納豆などの食品はサイズがぴったり合う容器を使って立てて収納するときれいに収まるようだ。
また、チューブ入れは無駄なスペースを使わないよう、1つ1つ収納でき、フチの外側と内側のどちらにも取り付けることができるタイプが望ましい。
中でも中山氏のおすすめは、「立てて収納 缶ストッカー」(759円)。最大7缶を収納でき、先に入れた缶が手前に押し出される設計のため、しっかり冷えた缶からスムーズに取り出せる。上段に置いた缶も無理に手を伸ばすことなく取れるため、背の低い人でも扱いやすい点が魅力だ。
キッチンボード編
次に紹介するのは、キッチンボードの収納術。冷蔵庫と同様に、取っ手付きの容器を活用し、食品やアイテムをグループごとに分けて収納するのがポイント。また、容器も含めて誰でも片手で下ろせる重さにしておくことが重要だという。
中山氏は「収納は家族全員が戻せないと意味がないんです。1人だけが頑張ってもすぐに散らかってしまいます。子どもから大人まで、誰もが無理なくしまえる設計にしておく必要があります」と話す。
並べ方は、奥と手前で整列させる「奥並び」を基本にすると見た目が整いやすい。さらに、下段の食器は立てて収納し、上段は重ねて配置することで、取り出しやすさと省スペースを両立できる。上段に立てて収納してしまうと落ちてくる危険性があるので注意が必要とのこと。
中山氏おすすめのキッチンボード収納グッズは「洗えるPPラタンシリーズ」。洗える・かびにくい・ささくれにくい設計が支持を集めており、3月には展開店舗の拡大も予定されている。持ち手の中央がわずかにくぼんでいるため親指を掛けて取り出しやすく、下部は中身が見えない一方、上部は適度に見える仕様。機能性と見た目の整いを両立したデザインも人気の理由の1つだ。
長期化する花粉への対策アイテム
同社の調査によると、56.4%が二季化の影響で花粉が「長期的・大量に」飛散していると実感しているとのこと。対策として「外干しをやめて室干し」(32.7%)や「窓を開けない」(32.3%)を通年で行う人が増えている。
これを受けて同社は、生活雑貨においては「抗菌防臭&部屋干し」アイテムを、服飾雑貨においては「花粉シーズンの後も役立つ機能で長く使える」アイテムを新たに展開する。
中でもおすすめのアイテムは「晴雨兼用UVカットステンカラーコート」(9,889円)や「晴雨兼用UVカットトレンチコートⅡ」(9,889円)、「撥水遮熱遮光フェイスガードツキハットⅢ」(3,960円)の3商品。これらの商品は、撥水加工がしてあるため花粉が付きにくく、ついても落ちやすいうえに雨の日にも最適。さらに、UVカット対策にも使えるので長く使えるアイテムとなっている。なお、これらの商品は2月21日から販売となる。
急な夏にも対応するUV対策アイテム
同社が行った調査によると「外は猛暑・急な雨、室内は冷房」の厳しい環境変化に対してアイテムに求めるものを尋ねたところ、「外ではUVケアができ、冷房の効いた室内では羽織として体温調節に活用できること」と「外の熱気を遮断し、冷たい飲み物や食材の温度を移動中や室内でも長く維持できること」が上位に挙がったという。
これを受けて同社は、熱中症対策にもなる冷感アイテムを生活雑貨に、服飾雑貨には続けやすさを考えて簡単対策アイテムを取り入れる方針とのこと。
中でもおすすめのアイテムは遮光機能のついた折り畳み傘。ワンタッチで開けるだけでなく閉じることもできる「折畳傘 自動開閉遮光」(無地:3,520円/ラメドット:3,850円)や、PET樹脂素材の特殊シート加工により素早くきれいに畳める「折畳傘 タタミヤスイ遮光55」(3,520円)などが登場する。なお、これらの商品は2月21日から販売となる。
二季化による気候の変化や物価高が続くなか、暮らしにはこれまで以上に柔軟な工夫が求められている。収納術や機能性の高いアイテムを上手に取り入れ、日々の負担を減らしながら、季節に左右されにくい快適な生活を実現したい。












