コスモエネルギーホールディングスのグループ会社であるコスモ石油ルブリカンツはこのほど、コスモサーマルシリーズに新商品としてデータセンター向け高性能液浸冷却液「コスモサーマルフルード」をラインアップした。
■高効率の冷却技術でデータセンターの省エネ化に大きく貢献
近年、生成AIの急速な普及に伴うデータセンターの増加やサーバーの高性能化に伴う発熱量の増大を背景に、冷却効率向上によるデータセンターの省エネ化が社会的な課題となっている。
液浸冷却は高効率の冷却技術として注目されており、「コスモサーマルフルード」は液浸冷却液として優れた性能を備え、データセンターの省エネ化に大きく貢献する。
液浸冷却とは、サーバー(CPU・GPU・メモリ等の電子部品)の電気を通さない専用の冷却液に直接浸して冷却する方式。従来のデータセンターでは、空気(ファン)で熱を運び、室内の空調で冷やす「空冷」が一般的だった。一方、液浸冷却は冷却液が熱を直接回収するため、より効率的に熱を処理できる点が特長となる。
日本の消防法に対応した高引火点タイプ(引火点250度以上)、高い冷却効率を実現する低粘度タイプなど、さまざまなニーズに対応できるラインアップを順次展開予定だ。
同社は長年にわたり、放熱グリースや放熱ギャップフィラーなどの放熱材を軸に、電子機器や自動車分野など様々な業界の熱対策課題に取り組んできた。今回の発表に際し同社は、「今後もこれまで培ってきた技術と知見を最大限活用し、熱対策事業の強化を図り、総合的な熱対策ソリューションの提供を目指してまいります」とコメントした。
