シャキーラの最新ツアー、ラテン・アーティスト史上最高の興行収入を記録

シャキーラ(Shakira)の「Las Mujeres Ya No Lloran」ツアーが、ラテン・アーティストによる史上最高の興行収入を記録したツアーとして、正式にギネス世界記録を樹立した。ビルボード・ボックススコアによると、このコロンビア人歌手による記念碑的なツアーは、計86公演で4億2,160万ドル(約652億円)を売り上げ、330万枚のチケットを販売した。ツアー名の由来となったビザラップ(Bizarrap)とのコラボ曲の中で彼女が歌っている通り、「女たちはもう泣かない、女たちは稼ぐのだ(Las mujeres ya no lloran, las mujeres facturan)」を地で行く結果となった。

昨年、シャキーラはブラジルで本ツアーを開幕させて以来、米ニュージャージー州のメットライフ・スタジアムを含む世界中の主要スタジアムを回ってきた。彼女の勢いはまだ止まらない。2026年まで公演予定が組まれており、最終的にメキシコでツアーを締めくくる予定だ。

ビルボードのインタビューで、シャキーラは記録更新についての思いを語った。「音楽業界は、私がキャリアを始めた頃に比べて大きく成長した」と彼女は言う。これまでは、ルイス・ミゲルが2023年から2024年にかけて行ったツアー(興行収入4億950万ドル)が記録を保持していた。「歴史的にラテンアメリカやスペインでツアーを行ってきた素晴らしいアーティストが数多くいることを考えると、この記録を破ることは私にとって新たなマイルストーン(節目)になる」と彼女は述べた。「30年のキャリアを経て、多大な努力を重ね、多くの困難に直面した末に、この素晴らしい瞬間を生きていることは信じがたいことだ」

さらに彼女はこう付け加えた。「私の活動すべてに意味を与えてくれるファンの忠誠心と情熱には、感謝の言葉しかない。彼らがいなければ、このようなことは何一つ起こらなかっただろう。間違いなく、彼らは世界最高のファンだ」

本ツアーは、シャキーラにとって2018年以来のライブツアーとなった。2024年のRolling Stone誌カバーストーリーの中で、彼女は自身のキャリアを網羅するライブ制作に注いだあらゆる努力について詳細に語っている。それはセットリストの選定から、ビヨンセの「Renaissance」ツアーやテイラー・スウィフトの「Eras」ツアーから受けたインスピレーションに至るまで多岐にわたる。「ショーの準備は、アーティストとして私が行うことの中で最も細かく、複雑なことの一つだ」と当時彼女は語っていた。

From Rolling Stone US.