
Jリーグは27日、「2026年度第1回理事会」を開催。メディアに向けた記者会見を実施した。
理事会では、2026特別シーズン、2026/27シーズンのJリーグ審判員やマッチコミッショナーの決定、また、「審判領域の質向上に向けた取り組み」について決議された中、会見ではコンプライアンス違反によりアビスパ福岡から契約を解除された金明輝前監督について質問が飛んだ。
サガン鳥栖時代にも問題を起こしていた金明輝氏。今月4日に複数のコンプライアンス違反が発覚して福岡の監督を契約解除となっていた。繰り返されたコンプライアンス違反に関して質問を受けた中、Jリーグの青影宜典執行役員は「クラブからもすでに説明をもらっているが、先日報告書をもらい確認を進めているところ」とコメント。「確認を経て、必要であればクラブへの追加ヒアリングなどを行い、最終的に裁定委員会に諮るなどの対応を決めていきたいと考えています」とコメントするにとどめ、現時点では状況を整理しているところだとした。
鳥栖時代も含めて2度目ということもあり、また他クラブでもコンプライアンス違反が出ている状況。「現時点では確認中のため、具体的な言及は避けさせていただきます」としながらも、「昨年から複数のクラブで類似の事案が発生している。昨年12月に町田の件でもお話ししたが、JFAとしっかり連携して、こうした事態が発生しない仕組みを構築していきたい」とコメントした。
福岡では、金明輝前監督との契約解除に加え、14日に川森敬史会長、結城耕造社長、立石敬之副社長の3人が辞任(川森氏、立石氏は取締役として留任)。26日には、臨時株主総会にて西野努氏が新社長に選任されたことが発表されていた。
金明輝氏は、鳥栖を指揮していた2021年に選手やスタッフへの暴力や暴言がパワハラと認定され、2022年にJFAが指導者ライセンス降格を決定。JFAによるコンプライアンス講習を経るなどして、2024年にS級ライセンス(JFA Pro)を改め取得し、2025年から福岡を指揮していたが、再びコンプライアンス違反を犯していた。