健美家は1月22日、東京23区内の賃貸マンション・アパートの借り手がすぐに見つかりそうな街ランキングを発表した。同ランキングは、LIFULLが運営する「LIFULL HOME'S」のデータを活用し、賃貸物件の掲載期間をもとに作成された。対象期間は2025年1月~11月。
賃貸物件の掲載期間が短い街を調査
投資用賃貸で収益を左右する大きな要因の1つとして、入居者が決まるまでの期間の短さが挙げられる。空室が長引くほど家賃収入が減り、利回りが下がることにつながる。
そこで同社は、LIFULL HOME'Sの掲載データを用いて、賃貸物件がサイトに掲載されてから募集終了となるまでの「掲載期間」(中央値)を調査。掲載期間の短い街を「借り手がすぐに見つかりそうな街」とし、掲載期間が短い順にランキング化した。
マンション編、1位は「氷川台」
マンション編の1位は「氷川台」で掲載期間は17日となった。東京メトロ有楽町線・副都心線の2路線が使え、池袋・渋谷方面へ直通できる交通利便性の高い駅である。家賃相場は102,000円、区分マンション利回り平均は4.84%、一棟売りマンション利回り平均は6.13%となっている。
2位は「戸越公園」と「鮫洲」がいずれも掲載期間19日で並んだ。どちらも品川区内の駅で、品川・大崎エリアといったビジネスエリアへ近く、人気となっていることがうかがえる。「戸越公園」は東急大井町線が通り駅周辺には複数の商店街もあることに加えて緑地も多く生活のしやすいエリアとなっている。「鮫洲」は京急線で品川や・羽田空港方面にもアクセスしやすく、湾岸の再開発地にも近いことから、空港関連需要やビジネス需要での人気があることがうかがえる。
アパート編、1位は「清澄白河」
アパート編の1位は「清澄白河」で掲載期間は14日だった。「清澄白河」は、大江戸線と半蔵門線により大手町・渋谷へアクセスのしやすい交通利便性の高さに加え、公園やカフェなどが点在する"暮らしやすさ"からも人気を集めるエリアだ。
2位は「入谷」で掲載期間は15日となった。「入谷」は東京メトロ日比谷線で霞が関・六本木・恵比寿方面への通勤利便性に優れつつ、78,000円という23区内では比較的手頃な家賃相場も賃貸検討者にとっては魅力。また、利回りは10.45%と他の上位の駅と比べても突出した高水準となっている。
3位は「武蔵小山」「下北沢」が掲載期間17日で並ぶ結果となった。「武蔵小山」は東急目黒線で目黒・三田線方面へ直通していることに加え、全長800m超のアーケード商店街「武蔵小山商店街パルム」もあり、生活利便の高さが人気となっている。また、「下北沢」は小田急線と京王井の頭線の2路線により新宿・渋谷へ直結しているほか、再開発も行われており歩行者空間と商業が洗練されたカルチャー発信地として人気を維持している。

