長良川鉄道は、外装の色彩を変更したナガラ600形603号車を3月下旬に導入すると発表した。新型車両の愛称名を「清流号」とし、導入に合わせて関駅で出発式を開催予定。沿線住民や鉄道ファンらに新たな魅力を提供し、誘客拡大につなげるとしている。

  • 新型車両「清流号」(ナガラ600形603号車)の外装イメージ

    新型車両「清流号」(ナガラ600形603号車)の外装イメージ

同社は老朽化した車両の更新を目的として、新型車両のナガラ600形を2021年度と2023年度に1両ずつ導入した。3月下旬に導入予定の603号車は外装の色彩を変更し、一千有余年の伝統を誇る関市の小瀬鵜飼をあしらうとともに、長良川の夕闇をイメージしたウカイブルー(濃い青色)をメインカラーに採用。内装は清流・長良川と沿線の古い町並みをイメージし、青色にアクセントカラーの濃い茶色を配した。車両の長さは17.9m。車内はベンチ式座席(ロングシート)とし、定員は116人(座席42名・立席74名)。車いすスペースを2カ所設ける。

愛称名に関して、関市長良川鉄道協力会が2025年8~9月に公募を行い、「清流号(せいりゅうごう)」と命名された。「木曽川水系の一級河川である長良川。その清流が86万人もの流域の人々の暮らしを支え愛されているように、清流号も、沿線の人々支え愛され続ける存在となることを願いました」と理由を説明している。

  • 内装イメージ

    内装イメージ

「清流号」の運行を盛り上げるべく、2025年10~12月に実施したクラウドファンディングの資金で演出アイテムも作成。募集目標額150万円(オールイン方式で実施)に対し、244万3,901円の支援があり、「サボ」「ヘッドマーク」「関連グッズ(記念入場券セット・限定清流号硬券1日乗車券・清流号爪切りなど)」を作成するとしている。