NHK総合『新プロジェクトX ~挑戦者たち~』にて、1月24日19時30分に「半世紀の悲願 北陸新幹線 ~飯山トンネルを穿(うが)て~」が放送される。半世紀にわたる北陸の悲願のため、「魔の山」と格闘した技術者たちの知られざる挑戦の物語を78分拡大版で紹介する。

  • <!-- Original start --></picture></span>『新プロジェクトX ~挑戦者たち~』は土曜日夜に放送中。「半世紀の悲願 北陸新幹線 ~飯山トンネルを穿(うが)て~」は1月24日19時30分から拡大版で放送<!-- Original end -->

    『新プロジェクトX ~挑戦者たち~』は土曜日夜に放送中。「半世紀の悲願 北陸新幹線 ~飯山トンネルを穿(うが)て~」は1月24日19時30分から拡大版で放送

現行の北陸新幹線は、東京~敦賀間で「かがやき」「はくたか」などの列車を運行している。途中の長野~金沢間は2015年3月に開通したが、この区間は北アルプスの山々や豪雪地帯など大自然の脅威が立ちはだかり、最大の難関は飯山~上越妙高間に位置する延長約22kmの「飯山トンネル」。1998年の着工当時、陸上トンネルとして世界第3位の長さだったという。

地層は一部区間を除き、フォッサマグナ(日本列島を南北に横断する大断層線)の影響で幾重にも褶曲しており、多くの断層や地すべり地帯があった。加えて、トンネル全体のうち膨張性区間が約5割、高圧湧水区間が約4割、可燃性ガスが湧出する区間が約7割を占めるなど、きわめて難易度の高い特殊な条件下で工事が行われることになる。貫通に18年もの歳月を要したことで有名な鍋立山トンネル(北越急行)にきわめて近い地質であることもわかっていたため、1980年から地質調査を実施するなど、北陸新幹線を通す上で最重点箇所と位置づけられた。

  • <!-- Original start --></picture></span>E7系は現在、北陸新幹線の他に上越新幹線でも活躍している<!-- Original end -->

    E7系は現在、北陸新幹線の他に上越新幹線でも活躍している

  • 北陸の悲願のため、半世紀にわたり「魔の山」と格闘した技術者たちの物語が描かれる

工事は65万人を動員して行われたが、軟弱地盤が牙をむき、掘れば地下水が吹き出たという。前代未聞という山の崩落事故も襲い、絶体絶命のピンチの中、名うてのトンネルマンたちが立ち上がった。「魔の山」と格闘した技術者たちの知られざる挑戦の物語が明かされる。