住まいの相談窓口「くふうイエタテカウンター」は、「くふうイエタテカウンター」愛知県内9店舗の利用者563名を対象に、「世帯年収別・新築一戸建ての住みたいエリア」に関する調査結果をまとめた。 本調査は、2024年12月1日から2025年11月30日にかけて店舗利用者へのアンケート調査を実施されたもの。

全体ランキングでは、豊橋市が79名と全体の約21%を占め、最も人気の高いエリアとなった。自然環境、交通利便性、土地価格のバランスが評価され、幅広い層から支持を集めたとみられる。続く岡崎市は、年収600万円台の層で支持がピークとなり、落ち着いた住環境や子育て・教育環境を重視する世帯から堅実な支持を得ている。

一方で、世帯年収1,000万円以上の層では、刈谷市や知立市が上位に浮上した。高所得層ほど通勤時間を重視する傾向が強く、名古屋への通勤だけでなく、県内主要産業拠点へのアクセスを優先する動きがみられた。

尾張エリアでは、年収899万円以下の層で春日井市が安定した人気を維持した。生活コストを抑えやすい点が支持理由となっている。一方、年収900万円以上の層では豊明市が単独1位となり、名古屋市緑区、大府市、日進市など都心近接エリアへの志向が強まった。名古屋へのアクセス性と戸建て志向の両立が評価されたとみられる。

住みたいエリアの志望理由では、「通勤時間関連」が最多となり、上位10エリアの理由全体の約70%を占めた。エリア選択において移動時間が重要な判断基準となっていることがうかがえる。

今回の調査から、愛知県における新築戸建てのエリア選択は、世帯年収によって重視ポイントが大きく異なり、中所得層ほど土地価格、高所得層ほど通勤時間を重視する構図が浮き彫りとなった。