(左から)バレンティン、バンデンハーク、李承燁(写真:産経新聞社)

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 2026年3月に開催される第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。これまでの歴史を振り返ると、シーズンでは国内球団でプレーしながらも、WBCでは対戦相手になった外国人選手が存在する。読売ジャイアンツなどで活躍した“韓国最強助っ人”も、日本代表を苦しめた一人だ。[1/6ページ]

日本を沈めた“アジアの怪物”

李承燁

[caption id="attachment_245476" align="alignnone" width="530"] 巨人時代の李承燁(写真:産経新聞社)[/caption]

・投打:左投左打

・経歴:慶北高 - 韓国・三星

・NPB通算成績:797試合出場、打率.257、159本塁打、439打点、18盗塁

 

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 千葉ロッテマリーンズや読売ジャイアンツなどでプレーした李承燁。2006年のWBCでは、日本代表に手痛い一発を浴びせた。

 

 韓国プロ野球で当時のアジア記録となるシーズン56本塁打を放ち、鳴り物入りでロッテに入団。加入1年目は苦しんだが、翌2005年には適応力の高さを見せつけ、30本塁打を記録した。

 

 そして迎えた2006年のWBC、1次リーグの1位通過をかけて日本と韓国が激突。日本が1点をリードしていた8回、李が石井弘寿(元:ヤクルト)から逆転2ランホームランを放ち、韓国の勝利に大きく貢献した。

 

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 最終的に同年のWBCでは5本塁打を放つ大活躍。日本は優勝を成し遂げたものの、脅威になったことは間違いない。

 

 その後、2006年は巨人で打率.323、41本塁打、108打点と圧巻の数字を記録。2011年にはオリックス・バファローズへ移籍し、NPBでの挑戦を終えた。

 2026年3月に開催される第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。これまでの歴史を振り返ると、シーズンでは国内球団でプレーしながらも、WBCでは対戦相手になった外国人選手が存在する。NPBで脅威の14連勝をマークした右腕も、2017年WBCの日本戦で登板した。[2/6ページ]

無敗伝説を引っ提げた剛腕

リック・バンデンハーク

[caption id="attachment_245477" align="alignnone" width="530"] ソフトバンク時代のリック・バンデンハーク(写真:産経新聞社)[/caption]

・投打:右投右打

・経歴:セントジョージ短大 - マーリンズ - オリオールズ - パイレーツ - 韓国・三星

・NPB通算成績:86試合登板、43勝20敗、防御率3.78

 

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 福岡ソフトバンクホークスで好成績を収めたリック・バンデンハークも、WBCで日本代表の前に立ちはだかった1人だ。

 

 2015年からソフトバンクの一員となり、シーズン中盤に一軍昇格。同年は9勝0敗、防御率2.52という見事なピッチングを見せ、翌2016年にかけてデビューから14連勝の偉業を達成した。

 

 2017年のWBC2次ラウンド、オランダ代表として日本戦で先発マウンドに上がったバンデンハーク。力投を見せたが、中田翔に3ラン本塁打を浴びるなど3回5失点の成績に終わった。

 

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 勝利をもたらすことはできなかったが、2017年のレギュラーシーズンは自己最高の13勝をマーク。翌2018年も10勝を挙げ、ソフトバンクに欠かせない存在だった。

 

 怪我に苦しんだ影響から、2019年以降は登板が激減。最後は東京ヤクルトスワローズで再起を図ったが、復活を果たせず2022年に現役を引退した。

 2026年3月に開催される第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。これまでの歴史を振り返ると、シーズンでは国内球団でプレーしながらも、WBCでは対戦相手になった外国人選手が存在する。シーズン60本塁打を放った“最強スラッガー”も、日本戦で持ち味のパワーを発揮した。[3/6ページ]

日本が最も警戒した“NPB最強助っ人”

ウラディミール・バレンティン

[caption id="attachment_245478" align="alignnone" width="530"] ヤクルト時代のウラディミール・バレンティン(写真:産経新聞社)[/caption]

・投打:右投右打

・経歴:セントポールコーリション - マリナーズ - レッズ

・NPB通算成績:1104試合出場、打率.266、301本塁打、794打点、7盗塁

 

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 2017年のWBC、日本との激戦を演じたオランダ代表。4番としてチームを牽引したのがウラディミール・バレンティンだ。

 

 バレンティンは2011年に東京ヤクルトスワローズへ入団すると、そのパワーを遺憾なく発揮。2013年はけがの影響で出遅れたものの、驚異的なペースでアーチを量産し、プロ野球記録を更新するシーズン60本塁打を記録した。

 

 2015年こそ15試合の出場に終わったが、毎年のように30本塁打以上をマーク。2017年のWBCではオランダ代表の4番に座り、当時千葉ロッテマリーンズの石川歩からホームランを放ち、感情を爆発させていた。

 

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 試合は日本が勝利したものの、2次ラウンドのMVPに輝いたバレンティン。持ち味のパワーを国際試合でも披露した。

 

 ヤクルトに加え、福岡ソフトバンクホークスでもプレーし、NPB通算301本塁打を記録。記録にも記憶にも残る名選手だった。

 2026年3月に開催される第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。これまでの歴史を振り返ると、シーズンでは国内球団でプレーしながらも、WBCでは対戦相手になった外国人選手が存在する。豪速球で名を馳せた“韓国の剛腕”は、2009年WBCで伝説の一打を浴びた。[4/6ページ]

記憶に残る一打を浴びた男

林昌勇

[caption id="attachment_128127" align="alignnone" width="530"] ヤクルト時代の林昌勇(写真:産経新聞社)[/caption]

・投打:右投右打

・経歴:真興高 - 韓国・ヘテ - 韓国・三星

・NPB通算成績:238試合登板、11勝13敗128セーブ21ホールド、防御率2.09

 

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 サイドスローからの豪速球で名を馳せた選手といえば、韓国代表でWBCに出場した林昌勇である。

 

 韓国球界では先発でプレーしたこともある林。2008年から東京ヤクルトスワローズでプレーすると、入団1年目からフル回転を見せて54試合に登板。同年は33セーブを挙げ、クローザーの地位を確立した。

 

 翌2009年WBCの韓国代表メンバーに名を連ねると、ピッチングでチームの勝利に貢献し、決勝進出の立役者となった。ただ、決勝で日本と対戦し、イチローに2点タイムリーを浴びた。

 

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 敬遠策も考えられた場面の中、真っ向勝負を挑んだ林。敗れたショックで成績に影響が出る可能性もあったが、2009年は28セーブ、翌2010年は35セーブをマークした。

 

 2008年から2012年までの5年間で、積み上げたセーブ数は128。韓国から来日した選手の中でも、トップクラスの成績を残したと言えるだろう。

 2026年3月に開催される第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。これまでの歴史を振り返ると、シーズンでは国内球団でプレーしながらも、WBCでは対戦相手になった外国人選手が存在する。NPBで育ち、日本野球を熟知した“台湾のスター”は、2013年WBCで日本代表と激突した。[5/6ページ]

日本を知るからこそ怖い存在

陽岱鋼

[caption id="attachment_238877" align="alignnone" width="530"] オイシックス新潟アルビレックスBCの陽岱鋼(写真:産経新聞社)[/caption]

・投打:右投右打

・経歴:福岡第一高

・ドラフト:2005年高校生ドラフト1巡目

・NPB通算成績:1322試合出場、打率.270、105本塁打、482打点、141盗塁

 

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 今もなお日本でプレーする陽岱鋼は、2013年のWBCで日本と対戦した。

 

 福岡第一高から北海道日本ハムファイターズに入団するも、一軍定着に時間を要した陽。ただ、外野手へのコンバートが転機となり、2012年には全試合出場を達成。同年は打率.287をマークしたように、確かな成長を見せていた。

 

 2013年のWBCではチャイニーズ・タイペイ代表に選出され、NPBを知る男として中心的存在に。第2ラウンドで日本と相見えると、ヒットは記録できなかったが貴重な送りバントを成功させた。

 

 試合は日本が4-3で辛勝。陽にとっては悔しい結果になったものの、同年のレギュラーシーズンでは盗塁王(47盗塁)を獲得した。

 

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 また、2014年には自己最多の25本塁打を放つなど、走攻守三拍子揃った外野手として君臨。

 

 その後は読売ジャイアンツに移籍して5シーズン在籍したのち、現在はオイシックス新潟アルビレックスBCでプレーを続けている。

 2026年3月に開催される第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。これまでの歴史を振り返ると、シーズンでは国内球団でプレーしながらも、WBCでは対戦相手になった外国人選手が存在する。NPBでもおなじみの“キューバの至宝”は、日本戦で幾度となく打棒を発揮した。[6/6ページ]

世界基準のパワー

アルフレド・デスパイネ

[caption id="attachment_119103" align="alignnone" width="530"] ソフトバンク時代のアルフレド・デスパイネ(写真:産経新聞社)[/caption]

・投打:右投右打

・経歴:マニュエルファハルドキューバ国立体育大 - キューバ・グランマ

・NPB通算成績:878試合出場、打率.261、184本塁打、545打点、3盗塁

 

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 今年3月のWBCに出場する可能性もある、アルフレド・デスパイネ。長年にわたってキューバ代表を支える存在だ。

 

 のちに千葉ロッテマリーンズでプレーするデスパイネは、入団前年の2013年、WBCで日本と対戦。3ランホームランを放つ活躍を見せ、勝利に大きく貢献した。その後、2014年7月にロッテに入団し、45試合で12本塁打を放った。

 

 2017年からは福岡ソフトバンクホークスに移籍し、この年のWBCにも出場。1次ラウンドでは日本が11-6で勝利したが、デスパイネは本塁打を含む2安打の活躍を見せた。

 

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 2次ラウンドも日本が勝利した一方、3安打をマークしたデスパイネ。日本相手に持ち味のバッティングで立ちはだかった。

 

 2017年は35本塁打、2019年には自己最多となる36本塁打を放つなど、強力ソフトバンク打線の中心として活躍。果たして、今年3月もキューバ代表としてプレーするのだろうか。

 

 

【了】