住宅ローン比較サイト『モゲチェック』を運営する株式会社MFSが、今後の金利情報についてお伝えします。解説は、取締役CMO:塩澤崇です。

■1月の住宅ローン金利の動き

2026年1月の住宅ローン金利情報をお伝えします。

変動金利は、多くの銀行で変わらず先月と同じ金利となりました。先月18・19日の日銀金融政策決定会合で政策金利が0.25%引き上げられましたが、住宅ローン金利への影響は4月以降になるでしょう。毎年1〜3月は一年の間で一番多く住宅ローンが利用される時期のため、このタイミングで利用ユーザーが減ってしまう金利引き上げを実施する銀行は少ないものと考えます。

固定金利は、前月から10年国債利回りが大きく上昇したことを受け、全体的に上昇しています。固定金利は、前月から10年国債利回りが大きく上昇したことを受け、全体的に上昇しています。高市政権による積極財政が財政悪化懸念を生み出しており、債券市場から強い警戒感が生まれ債券安(=金利上昇)が進んでいることが主な要因となります。

「メガバンクの10年固定金利」をベースに見てみると2025年7月から6カ月連続で上昇しており、固定金利が上昇傾向にあることがわかります。各銀行の固定金利は、長期金利に連動しており、特に10年国債利回りを基準としていることが多いです。

なお、通常、固定金利は固定期間が長いほど金利が高くなる傾向にあります。長期固定にすればするほど、金利上昇を回避するための保険料が高くなる、と考えて頂ければと思います。

ですが、直近は10年固定とフラット35の逆転現象が起きており、フラット35を運営している住宅金融支援機構が、長期金利上昇にもかかわらず金利上昇を抑制していることが見て取れます。なお、フラット35の金利は今月2%の大台に乗りました。

今後もこの動きが続くか、要チェックです。

■各銀行間の金利がますます開き、金利比較がより一層重要に

続いて、各銀行グループの変動金利の動きを見てみます。

下図の通り、メガバンク vs ネット銀行の激しいバトルが続いています。ただし、各グループの中でも二極化が見られ、低金利で獲得数を伸ばそうとしている銀行と金利を引き上げて収益性アップを狙っている銀行に分かれています。

そのため、各銀行間の金利がますます開いている状況となっており、金利比較の重要性がより一層高まっています。

主要金融機関の適用金利の先月との比較は下記表の通りです。

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