ウェルネスダイニングはこのほど、「お正月太りに関する調査」の結果を発表した。調査は2025年11月、全国の30~49歳の男女300名を対象にインターネットで行われた。

約6割が「お正月太りを経験したことがある」と回答

  • お正月のあと、「体が重く感じた」「体重が増えた」などの経験はありますか?

    お正月のあと、「体が重く感じた」「体重が増えた」などの経験はありますか?

「よくある」「何度かある」と回答した人が全体の60%を超え、半数以上が"お正月太り"を実感していることが明らかにななった。年齢や性別を問わず、季節的な体重増加は多くの人に共通する悩みといえる。

原因の1位は「おせちやごちそうなど高カロリーな食事」

  • 何が"お正月太り"の原因だと考えますか?

    何が"お正月太り"の原因だと考えますか?

"お正月太り"の原因として最も多かったのは「おせちやごちそうなど高カロリーな食事」(64.1%)。次いで「間食や甘いものの食べすぎ」(50.6%)、「食事量や回数が増える」(43.0%)が続いた。また「運動不足」(38.8%)や「夜更かしによる生活リズムの乱れ」(24.5%)も上位に入り、食事・運動・睡眠の3要素が密接に関係していることがわかる。

年末年始の食事「気にせず好きなものを食べる」が最多

  • 年末年始の食事に関して最も当てはまる意識を教えてください

    年末年始の食事に関して最も当てはまる意識を教えてください

「気にせず好きなものを食べる」が過半数の51.7%で最多。次いで「楽しみながらも食べすぎに気を付けている」(31.0%)と、一定のコントロール意識も見られたが、「普段より控えめにしている」と答えた人はわずか5.3%にとどまった。

解消法は「食生活の見直し」と「運動」が上位

  • どのように"お正月太り"を解消していますか?

    どのように"お正月太り"を解消していますか?

解消法は、「食生活を整える(食事量・バランスを見直す)」が49.7%で最多。続いて「運動する(ウォーキングやストレッチなど)」(47.5%)が挙げられた。多くの人が食と運動の両面からリセットを意識しており、年始に向けた健康習慣づくりが広がっている様子がうかがえる。

「生活リズムの乱れ」「ストレス」などで解消できない人も

  • "お正月太り"の解消が難しい理由はなんですか?

    "お正月太り"の解消が難しい理由はなんですか?

"お正月太り"の解消が難しい理由としては、「仕事や生活リズムが変わってペースを戻せない」(43.1%)が最多。次いで「忙しくて食事や運動に気を配れない」(35.4%)、「ストレスでつい食べてしまう」(31.5%)など、生活習慣の乱れが主な原因に。多くの人が"戻したい"意識を持ちながらも、現実的には継続の難しさを感じていることがわかった。

管理栄養士が提案する「食べすぎリセットのコツ」

同社の管理栄養士が、日常の中で自然にリズムを取り戻す、体に優しいリセット術を紹介する。

「抜く」のではなく「バランス」で調整する

「昨日食べすぎたから、今日はご飯抜き!」と極端に糖質をカットするのは逆効果になりがち。エネルギー不足で体が飢餓状態を感じると、かえって脂肪を溜め込みやすくなってしまうという。大切なのは主食・主菜・副菜のバランス。 例えば、ご飯(主食)をいつもの「ひと口分」だけ減らし、その分、魚や肉(タンパク質)と野菜をしっかり食べること。タンパク質は消化するときに多くの熱を生み出し、代謝をサポートしてくれる。「食べる量を減らす」ことより「食べる内容を変える」意識が、無理なく元に戻す近道となる。

間食は我慢せず「質」を変えて味方につける

ダイエット中だからといって、甘いものを一切禁止にすると、そのストレスが後々のドカ食いを招いてしまう。おやつは「心の栄養」と捉え、選び方を工夫できる。

具体例として、素焼きのナッツや無糖のヨーグルトが挙げられる。ナッツは噛みごたえがあり少量でも満腹感が得やすく、良質な脂質が含まれている。ヨーグルトは乱れがちな腸内環境を整えるのに最適。「お菓子を食べてしまった」という罪悪感を持つのではなく、「体に良い栄養を補給した」というポジティブな気持ちで、満足感のある間食を選ぶことができる。

「食のリズムを整えて、体をリセット」

年末年始は夜更かしやごちそうが続き、朝食を抜いたり食事時間が乱れやすい傾向にある。こうした不規則なサイクルは、体内リズムを乱し、胃腸の働きや栄養吸収にも影響を及ぼす。お正月明けの食事では、まず「1日3食のリズムを整える」ことを意識できる。