![アーセナルからの関心が報じられたバルテサーギ [写真]=Getty Images](index_images/index.jpg)
アーセナルがミランに所属するU-21イタリア代表DFダヴィデ・バルテサーギに関心を寄せているようだ。25日、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』やイギリス紙『ミラー』が伝えている。
今夏の移籍市場では推定総額2億5500万ポンド(約538億円)を費やし、スウェーデン代表FWヴィクトル・ギェケレシュやイングランド代表MFエベレチ・エゼ、スペイン代表MFマルティン・スビメンディら即戦力を獲得したアーセナル。報道によると、来夏の移籍市場では「未来への投資」という観点から将来性豊かな若手選手の獲得に動く可能性があるようだ。
“ネクスト・マルディーニ”とも称されているバルテサーギもアーセナルが関心を寄せている選手の一人だという。2005年12月29日生まれの現在19歳はミランの下部組織出身で、2023年9月に17歳でトップチームデビューを飾った。今夏に復帰したマッシミリアーノ・アッレグリ監督のもとでは左ウイングバック(WB)の定位置を確保しつつあり、ここまで公式戦13試合出場2ゴール1アシストという成績を残している。
バルテサーギは今年5月に契約期間を2030年6月末まで延長し、ミランでの日々に満足している模様。しかし、アーセナルは今夏から関心を寄せ続けており、スカウトを派遣するなどしてその動向を注視しているようだ。『ミラー』は仮にアーセナルがバルテサーギを獲得した場合、当面は他クラブへのレンタルを通じて経験を積ませる可能性が高いと報じている。
アーセナルではイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリとイングランド代表DFマイルズ・ルイス・スケリーが左サイドバック(SB)を主戦場に活躍し、エクアドル代表DFピエロ・インカピエも同ポジションでのプレーが可能となっている。守備陣は欧州屈指と言っても過言ではない陣容を誇るが、果たしてバルテサーギの獲得に動くのだろうか。