東武鉄道は18日、台湾鉄路(台鉄)との友好協定締結10周年を記念し、台北駅で展示開始したばかりの「日光詣スペーシア」先頭車両の前で記念式典を開催したと発表した。
台北駅で展示された車両は、「日光詣スペーシア」先頭車両の101-1号車。特急車両「スペーシア」(100系)のトップナンバー車両にあたる。同車両の前で式典が行われ、日台交流協会や台湾政府関係者、観光・文化団体、鉄道事業関係者らが出席。両社の交流の歩みを振り返るとともに、今後の発展を祈念した。
台湾の祝賀行事で披露される獅子舞をはじめ、日本伝統の鏡割りも行い、両社のさらなる発展を願った。東武鉄道のSL列車が走る鬼怒川線沿線で収穫した米「SL大樹米」を使った東武鉄道オリジナルの日本酒「車窓」もふるまわれた。
東武鉄道と台鉄は2015年に友好協定を締結して以降、鉄道を軸とした観光振興や社員交流などに取り組んできた。10周年を契機に、今後はSL事業の技術交流、鉄道産業文化遺産としての蒸気機関車の保存と活用を中心に連携を深めていく。SL事業に関する技術交流についても協議を進め、蒸気機関車の保存・活用に関する知見を台湾側と共有する方針としている。


