みん就は、2027年卒業予定の学生1,116名を対象に「生成AIの普及が就職活動に与える影響」に関する調査を実施した。
調査の結果、生成AIを「毎日利用する」と回答した学生では、志望業界が「大きく変わった」「やや変わった」と答えた割合が51%に達した。一方、利用頻度が低い層では志望業界の変化は限定的であり、生成AIの利用率の高さが就活の意識や方向性に影響していることが示された。
生成AIを日常的に使う学生は、労働市場での雇用環境について敏感に捉えている傾向がある。「雇用が減少する」と予測した割合は生成AIの利用頻度が高いほど多く、リスク認識が強いという結果になった。
また、多くの学生が生成AIを「良い影響」として捉えていることもわかった。中でも、生成AIの利用頻度が高い学生ほどポジティブに捉える傾向があるようだ。
今回の調査から、生成AIの普及は就活生の行動やキャリア意識を二極化させる可能性があると分析される。生成AIを積極的に活用する層は、リスクを認識しながらもその変化を踏まえて自身の志望業界を積極的に見直す一方、利用頻度が低い層は変化を十分に理解しきれず行動変容に至っていないという実態が浮かび上がった。
同社は新卒採用を行う企業に対しても、「AIが代替する業務」と「人間が担うべき業務」を明確化し、学生に自社でのキャリア形成を具体的に伝える必要があるとコメントしている。


