アンファーは12月11日、「冬の髪のパサつき」に関する調査の結果を発表した。調査は2024年11月、全国の男女600名を対象にインターネットで行われた。

男性の約6割が「自分の髪はパサついていない」と回答

今回の調査で、男性の58.3%が「自分の髪はパサついていない」と回答し、冬場でも乾燥を気にしていない傾向が見られた。自身の髪の変化に気付かない層が依然として多いことが特徴的だった。

  • この時期「自分の髪がパサついている」と思いますか?

    この時期「自分の髪がパサついている」と思いますか?

女性は"男性の髪のパサつき"を鋭くチェック

女性側に「男性の髪が乾燥して見える瞬間があるか」を尋ねたところ、46.7%が「ある」と回答した。男性自身は約6割が「パサついていない」と考えている一方で、女性側は半数近くが「乾燥して見える」と感じており、男女間で約10ポイントの認識ギャップがあることが判明。男性が気づいていない髪の乾燥を、女性は意外と見ていることが明らかになった。

  • この時期「男性の髪がパサついて見える瞬間」はありますか?

    この時期「男性の髪がパサついて見える瞬間」はありますか?

髪がパサついている男性に抱く第一印象は?

女性に「パサついた髪の男性は何歳老けて見えるか」を尋ねたところ、平均13.4歳という結果になった。また、印象としては「疲れて見える」(19.7%)、「清潔感がない」(18.3%)、「老けて見える」(16.0%)が上位を占めた。髪のパサつきが「老け見え」や「不潔感」などの印象に直結していることがうかがえる。

  • パサついた髪の男性は平均13.4歳 老けて見える

    パサついた髪の男性は平均13.4歳 老けて見える

  • "パサパサ髪"の男性に抱く印象ランキング

    "パサパサ髪"の男性に抱く印象ランキング

冬のケア実施はわずか3割

男性の日常習慣では「タオルで強く髪を拭く」(33.3%)、「強風ドライヤーで一気に乾かす」(23.3%)など、冬ならではの乾燥を助長する行為が多数。「冬の特別なパサつきケア」について尋ねたところ、女性74.6%に対し男性29.7%と約45ポイントの差があり、男性は乾燥リスクに気づかず、ケアも不十分な実態が浮き彫りになった。

  • 冬の特別なヘアケアの実施状況

    冬の特別なヘアケアの実施状況

  • ついやってしまいがちな日常習慣ランキング

    ついやってしまいがちな日常習慣ランキング

「冬は広がっても仕方ない」と諦める男性が約半数

冬は静電気などによって髪が広がりやすいとされているが、男性の約半数が「冬は髪の広がりは仕方ない」「対策しても変わらない」と回答し、諦めの意識があることがわかった。季節的な現象として受け入れてしまっている男性が約半数に上り、積極的にケアを行うことで改善できるという認識が低い実態が浮き彫りになった。

  • 冬に髪が広がるのは「仕方ない」、「季節的なものだから対策できない」と感じますか?

    冬に髪が広がるのは「仕方ない」、「季節的なものだから対策できない」と感じますか?

男性の「パサパサ髪」原因と対策は?

男性ならではの「パサパサ髪」の原因や対策方法をDクリニック東京院長 小山医師が解説している。

今年は「二季化」により、秋がほとんどないまま夏から冬へと急激に移行した。この極端な季節の移り変わりは体の適応力を超え、自律神経の乱れを引き起こすことがある。小山医師によると、自律神経が乱れると皮脂の分泌調整が難しくなると、髪と頭皮の状態が例年以上に不安定になってしまうという。乾燥しているのにベタつく、フケが出やすいといった症状は、体が気温・湿度の変化に順応できず、ストレスを感じているサインである可能性がある。さらに冬は暖房による乾燥や夏の紫外線で蓄積されたダメージが重なり、髪と頭皮がダメージを受けやすくなるため、髪・頭皮トラブルの悩みが増えているという。

そもそも「髪が乾燥している」状態とは、髪内部の水分が失われ、キューティクルがめくれたり浮いたりした状態を指す。ドライヤーの熱、摩擦、頭皮の水分不足などが原因で、ツヤの低下・広がり・静電気の発生につながる。特に冬は湿度が低下し、暖房によってさらに乾燥が進むため、最もダメージが出やすい季節だという。

  • ダメージを受けた髪

    ダメージを受けた髪

医師監修、冬の「パサパサ髪」セルフチェックリスト

冬の「パサパサ髪」についてのセルフチェックが公開された。8個中4個以上当てはまる場合は要注意とされる。

・静電気が起きやすい
・毛先が白っぽくパサついて見える
・ドライヤーはいつも強風で一気に乾かす
・シャワーの温度はいつも熱め(40℃以上)
・タオルでゴシゴシ強く拭いてしまう
・洗髪にはシャンプーのみしか使用していない
・洗い流さないトリートメントを使う習慣がない
・冬でもヘアケア・頭皮ケアは特にしていない

男性が女性より乾燥しやすい理由は?

女性は季節に合わせたトリートメントや保湿ケアを積極的に取り入れている傾向があるため、実は男性の方がパサつきが深刻化しているケースも少なくない。男性の髪は短いため、ダメージや乾燥がそのまま見えやすいという特徴があり、さらに皮脂分泌が多く、乾燥と過剰皮脂が同時に起こりやすい環境にある。加えて、強風ドライヤーや熱いシャワーなど、乾燥を招く生活習慣を持つ男性が多いことも要因となる。

今回の調査でも自覚が薄い傾向が見られたが、冬のパサつきは正しいケアを少し取り入れるだけで印象は大きく変わる。乾燥ダメージを受けにくい髪をつくるには、土台である頭皮のうるおいを守ることが重要となる。頭皮が乾燥すると良い髪が育ちにくくなるため、毛先だけでなく根元からも影響が出やすくなる。

今すぐできる冬のパサつき対策として、

・シャンプー前にぬるま湯で最低2~3分予洗いし、頭皮を優しくマッサージする
・ドライヤーは15cm以上離すことで温度が高くなりすぎないようにし、根元から毛先へ向かって乾かす
・朝のスタイリング前に軽く髪を湿らせてからセットする
・週1~2回のスペシャルケアとしてヘアパックやヘアトリートメントを活用する
・ブラッシングで頭皮の血行を促進し、皮脂を毛先まで行き渡らせる

といった対策が紹介されている。これらの対策でパサパサ髪が改善されると同時に、スタイリングの持ちが良くなり、広がりや静電気も抑えられるという。