JR東海は、2026年3月14日のダイヤ改正から、同社管内の関西本線で定期列車(特急「南紀」と快速「みえ」は除く)をすべて315系4両編成による運転とする。夕方の時間帯、名古屋~亀山間の一部列車で輸送体系を見直し、種別変更や運転区間の変更など行う。
同社管内の関西本線(名古屋~亀山間)では、特急「南紀」と快速「みえ」、伊勢鉄道から四日市駅まで直通する普通列車などを除き、定期の快速・普通列車は電車による運転となっており、211系や313系などの車両を使用してきた。2023年から315系も投入している。
近年の関西本線は名古屋側で混雑する傾向にある。国土交通省が毎年公表している混雑率の調査結果によれば、最も混雑する「八田→名古屋」間で2022年度の混雑率108%に対し、2023年度は混雑率118%に上昇。2024年度は混雑率113%だったとのこと。名古屋圏のJR線において、中央本線に次いで混雑率の高い状況となっている。
こうした事情に加え、JR東海によれば「315系の投入が完了したことから、武豊線と関西線で終日全列車を4両編成で運転させる」ことになったという。2026年3月のダイヤ改正で、電車を使用する名古屋~亀山間の快速・普通列車を315系に統一。2両編成だった列車も4両編成とし、315系を使用するすべての定期列車でワンマン運転も予定している。なお、関西本線または武豊線において、「一部の列車は3月8日(日)から4両編成のワンマン運転を実施します」とのこと。ワンマン運転の開始後も、すべてのドアから乗降りできるとしている。
ダイヤ改正に合わせ、夕方に運転している一部列車の見直しも行う。名古屋駅を17時14分に発車する亀山行の下り列車は、種別を現行の快速から区間快速に変更。名古屋~四日市間で途中の永和駅と長島駅のみ通過する種別とし、利用の多い名古屋近郊の駅への停車回数を増やすという。この列車に続いて運転され、名古屋駅を17時23分に発車する下り普通列車は運転区間を短縮。現行の亀山行から四日市行に変更し、四日市~亀山間で1本減便する。

