三井不動産は、企業情報化協会(以下、「IT協会」)が選定する2025年度のIT賞を2つの領域で受賞し、2020年度の初受賞以来6年連続の受賞を達成した。
「IT賞(顧客価値・サービス革新)」を受賞した「オムニチャネル基盤システム構築」は、商業施設(リアル)とEC(デジタル)の強みを融合させ、新たな購買体験と顧客利便性の向上を目指すものだ。この基盤はマイクロサービスアーキテクチャを採用し、高い機動性でサービスを迅速に市場に反映できる。この取り組みの一環として、2025年3月には業界初のECモール「三井アウトレットパーク オンライン」を開業した。
「IT奨励賞(経営・業務改革)」を受賞した「オフィスビル基幹業務システム刷新」は、2001年稼働の基幹システムを全面刷新し、市場で評価の高いパッケージの活用と業務フローの見直しにより、業務効率化と保守継続性を実現した。独自業務にはカスタマイズを施し柔軟性と競争力を確保。データ活用を前提としたデータ基盤連携も行っている。
同社は、DXの進捗状況をまとめた「DX白書2025」も公開し、リアルの場とデジタルを掛け合わせることで、不動産デベロッパーの枠を超えた「産業デベロッパー」として、社会のイノベーション創出と体験価値向上に貢献していくという。


