大井川鐵道は4日、「年越しSL夜行列車」(2025年12月31日発)を運転すると発表した。大みそかから元日まで最大12時間35分にわたり滞在できるロングラン企画で、今回は夜行列車として初めて川根温泉笹間渡駅まで入線するという。
-

新金谷駅に停車するSL夜行列車
新金谷駅を19時25分に発車し、翌朝6時8分に同駅へ帰着するまでの間、新金谷~川根温泉笹間渡間1往復、川根温泉笹間渡~家山間1往復、新金谷~家山間2往復を組み合わせた内容となる。新金谷駅到着後も8時まで客車を利用できる。川根温泉笹間渡側から順に、蒸気機関車C10形8号機、旧型客車6両、電気機関車の編成で運転される。
この列車の最大滞在時間「12時間35分」は、大井川鐵道の夜行列車史上、最も長いとのこと。蒸気暖房や夜の静寂に響く汽笛など、昔懐かしい夜汽車の雰囲気をじっくり味わえる。年越し夜行列車ならではの企画として、「川根温泉ふれあいの泉」での年越しそば提供、新金谷駅での年越し、ホームからの初日の出鑑賞など、特別な時間を過ごせる工夫も盛り込んだ。
大井川鐵道が運行する夜行列車として初めて川根温泉笹間渡駅まで入線し、隣接する温泉施設に入浴できる時間も設けた。鉄橋を渡る夜汽車を露天風呂から眺める演出も用意する。
-

蒸気機関車ならではの蒸気暖房を体感できる
-

川根温泉ふれあいの泉の露天風呂からSL列車を眺める
定員は120名。旅行代金は1人2万4,800円で、同じボックスに限り同伴者1人まで1万円で参加できる。旅行商品にはSL夜行列車への乗車、夕食弁当、お土産、川根温泉での入浴、年越しそばサービス、年越しのおもてなし、大井川本線で使える元日限定フリーきっぷが含まれる。予約は12月8日12時から大井川鐡道公式サイト掲載の専用リンクで先着順に受け付ける。