ビジネスパーソンが"今読むべき本"を厳選し、要約してそのエッセンスを伝える「flier(フライヤー)」。最新のトレンドを学んだり、読みたい本を見つけたりするためのツールとして、累計128万人のユーザーに活用されています。
この記事では、flierを利用する意識の高いビジネスパーソンの中でも特に、20代~30代のユーザーが今、リアルに読んでいる本とその傾向を紹介します。同世代のビジネスパーソンは今、どんな本を読んでいるのでしょうか? なぜその本が選ばれたのでしょうか? 気になった本があれば、ぜひチェックしてみてくださいね!
スキマ時間に「言語化トレーニング」ができる本
11月の1位は『頭の中がどんどん言葉になる瞬間言語化トレーニング』(荒木俊哉、SBクリエイティブ)でした。
「言語化」がブームになってだいぶ経ちますが、みなさん、言語化できていますか? 会議で「やばい、言葉が出てこない……」と冷や汗をかいていませんか?
本書は「言語化力」を鍛えるためのドリル式の本。108問のワークが収録されていて、「それをこなしていけば、必ず言語化力が上がる」そうです。
では早速、ひとつやってみましょう。お題は「仕事にやりがいを求めてしまうのはなぜ? 」。
「それはなぜ? (Why so? )」を5回繰り返して、自分なりの答えを1分以内に書き出してください。(紙には5つの答えが書き出されるはずです)
できましたか? 1つ目の答えは「やりがいがあった方がいいから」「楽しいから」といった漠然とした内容でも、「それはなぜ?」と深掘りしていくうちに、徐々に核心に近づいていったのではないでしょうか。これは「それはなぜ?(Why so?)」を使って、言葉に「深さ」を出すトレーニングなのです。
このようなシンプルなワークを繰り返すことで、無理なく言語化力をつけることができます。毎日少しずつ練習して、できるビジネスパーソンを目指しましょう!
今日からできる! いいことが起こる「小さな習慣」
2位は、『いいことが起こる人の習慣』(内藤誼人、PHP研究所)。
不安やストレスに苛まれて、毎日を鬱々と過ごしていませんか? 本書は人気心理学者の内藤誼人先生が、41の「いいことが起こる人」の思考や行動、習慣をまとめた一冊です。いずれも世界中の心理学の研究・実験で効果が確認されたエビデンスに基づいたもので、信ぴょう性も抜群! その一部を紹介しましょう。
- 人は都合の悪いことは忘れてしまうもの。失敗を恐れず挑戦しよう。
- グチはあまり言わないほうがいい。不満を言ってもスッキリせず、むしろ増えるから
- すぐに行動しようとする人は、そうでない人よりも幸福度が高い。
- 服装や外見に気を配ると、自信につながる。
- 「なりたい性格」の人のそばにいることで、その人の性格に似てくる。
いかがですか? 少しの心がけでできそうなことばかりではないでしょうか。本書にはまだ多くの「いいことが起こる人」になるためのコツが紹介されています。ぜひ読んで、試してみてはいかがでしょうか?
充実した「仕事人生」を送るために大切なこと
3位は『なぜ働く? 誰と働く? いつまで働く?』(有山徹、アスコム)でした。
あなたが今30歳だとしたら、あと何年働きますか? かつては60歳の定年をもって「仕事人生」は終わりでしたが、いまは定年後も働く人が増えています。少子化や労働力不足、あるいは自己資金不足などの理由から、その傾向はより強まるでしょう。 つまり、「働くこと」とは「生きること」。後悔のない人生を送るには、自身の働き方と向き合う必要があります。
とはいえ、今の仕事について「不満はないけど、満足もしていない。転職するほどではないけど、働きがいがあるとも言えない……」という人が多いかもしれません。本書によると、「よりよく生きる」という観点において大事なのは「やる気の源」。自分がやりたいことや向かいたい方向をクリアにして、「人生の解像度」を高めることが、充実した仕事人生を送るためには不可欠なのです。
本書では、人生の解像度を高めるポイントや、充足感のある仕事人生へのヒントを提示します。現状に大きな不満はないけど、なんだかモヤモヤする――そんなビジネスパーソンに読んでほしい一冊です。
話題の書から、ビジネスと人生のヒントを得よう
今月は、真剣にキャリアと向き合うマイナビ世代の姿が見えたランキングでした。本の要約サービスflierには、他にも、ビジネススキルを磨きたいときや自分とじっくり向き合いたいときに役立つ書籍が多くそろっています。
11月のランキングでは、『キーエンス 最強の働き方』(齋田真司、PHP研究所)、『すぐやる! 「行動力」を高める"科学的な"方法』(菅原洋平、文響社)、『精神科医が教える 休みベタさんの休み方』(尾林誉史、すばる舎)『正しい答えを導く質問力』(山口拓朗、かんき出版)などがベスト10にランクインしました。
来月はどのような本が注目を集めるのか、楽しみにしていただければ幸いです。


