2025年に設立100周年を迎え、日本の虫ケア市場を牽引するアース製薬。同社をアース製薬を中心としたアースグループが、11月26日、2026年度の新商品および重点施策を発表する「アースグループ発表会」を開催した。
アース製薬といえば「虫ケア用品」のイメージだが、同社は長年にわたり生活者の悩みに寄り添い、快適な暮らしを守るためのさまざまなアイテムを提供してきた。本発表会では、虫ケア用品以外にも入浴剤、口内洗浄剤、育毛剤、生活衛生アイテムなど、日々の暮らしに直結する幅広いカテゴリーの製品を紹介。生活者が抱えるリアルな悩みや季節課題に対し、科学的根拠と独自技術を活かして応えるラインアップが提示され、同社が掲げる「生活者の快適と安心を守る」という姿勢を体現する内容となった。
家中どこでも使いやすい『ノーマット』
まず注目を集めていたのが、蚊・ダニ・ゴキブリといった“家庭で最も遭遇したくない3大害虫”への対策アイテム。会場には、生活者のリアルな困りごとに応える新製品や実証デモが並んだ。
蚊とり用品シェアNo.1(インテージSRI+ 蚊とり用殺虫剤市場 2022年1月~2022年12月累計販売シェア)を誇る『ノーマット』は、電源不要で使える手軽さと、ライフスタイルに合わせて選べる多彩なラインアップが人気である。
蚊対策といえばプラグ式の印象が強いが、現在はワンプッシュで空間に成分を広げるスプレー式の需要も拡大している。窓が開いている状況でも安定した効き目が期待できるプラグ式とあわせ、シーンに応じて選べる点が支持を集める理由のひとつである。
会場には、人気キャラクター「シナモロール」や「クロミ」とコラボしたデザインモデルも展示され、幅広い世代に受け入れられている様子がうかがえた。
スイッチ一つで“家まるごと予防空間”に『MAMO ROOM(マモルーム)』
ダニ・蚊・ゴキブリなど、住まいのあらゆる場所に潜む害虫をスイッチひとつでまとめて予防できるのが『MAMO ROOM』である。超マイクロ粒子が部屋の隅々まで広がり、対策の手間を大幅に軽減できる点が特徴である。
展示ブースでは、室内23℃・屋外13℃の温度差を再現したミニチュアハウスを使用したデモンストレーションを実施。
ゴキブリ対策済みの家と未対策の家を比較すると、未対策の家の中には数十匹のゴキブリが集まる一方、対策済みの家には1匹も存在しないという明確な差が示された。
※閲覧注意! 実際の「ゴキブリが集団で寛ぐミニチュアハウスの内部」の画像はこちらから
寒さに弱いゴキブリは、対策されていない暖かい室内へ侵入しやすくなる特性を、視覚的に理解できる内容であった。
年末の大掃除前に見直したい「ゴキブリ対策3品」
家庭の害虫の中でも、最も遭遇したくない存在はゴキブリ……『MAMO ROOM』のブースでその認識を新たにしたところで、湧いてきたのが「ではどこから侵入してくるのか」という疑問。
アース製薬によれば、ゴキブリは成虫であってもわずか5mmのすき間があれば侵入可能であり、生活者が気づかないうちに家へ入り込むケースが多いという。
侵入経路として代表的なのは、エアコンのドレンホース、通気口、排水管などである。
こうした背景から、侵入前にブロックする『ゴキバリア』、屋外で食い止める『ブラックキャップ 屋外用』、侵入経路を物理的に遮断する『ブラックキャップ エアコン ドレンホース用キャップ』といった3製品が紹介された。
冬は外気が冷え込むため、暖かい室内を求めて侵入する個体が増える季節でもある。年末の大掃除シーズンを迎える今、住まいを見直し、侵入ルートを対策することで、春以降の被害を未然に防ぐことができるだろう。
そのほか、多彩な注目アイテムの一部を紹介する。
今回の発表会では、虫ケア用品を中心に据えつつも、入浴・口腔・育毛・衛生といった暮らしの多面的なニーズに応える商品群が披露された。生活者の健康と快適性を支える総合生活メーカーとしてのアースグループの姿勢を強く印象づける内容であったといえる。
社会や生活環境が大きく変化する中、生活者が直面する課題も多様化している。だからこそ、科学的根拠と確かな実用性に裏付けられた同社の取り組みは、今後さらに存在感を増していくはずだ。
季節の節目を迎える今、改めて日々の暮らしを整える一助となるだろう。












