ドン・キホーテは11月21日、メディア向けのプライベートブランドの展示会を開催。この冬発売予定の新商品や、最近話題の商品などを多数展示した。今回もドン・キホーテマニアの筆者が驚いた5カテゴリー7商品を紹介する。
スーツケースが2台に分裂!? 機内持ち込み対策に!
まずはスーツケースコーナーから。ドンキにはインバウンド客が多いことからスーツケースはかなり売れる。オーソドックスなガバっと開く大容量タイプが売れているようだが、私たちが旅行などに行く際の利便性をかなり高めた商品も多く開発されている。
来年2~3月頃発売予定の「マグピタキャリーケース」は、スーツケースを立てた状態でもフタが手前に大きく開くため、中身が取り出しやすいのが特長。
……と思っていたら担当者が突然スーツケースを2つに分割し始めた! どういうこと?
なんと「マグピタキャリーケース」は、2つの小型のスーツケースがマグネットで上下にくっついているもの。荷物が多い場合にもたっぷり入る容量がありつつ、2つに分割できることで機内持ち込み(2人以上人は必要だが)ができるサイズにもなるのだ! 上段は1日目に使うもの・下段は2日目に使うもの、と分けても良いし、大人の荷物と子供の荷物、と分けても便利そう。
キャスター部分は取り外せるので、合体時に邪魔になることもない。細かいところまで使い勝手に配慮がある。それにしてもよく思いついたな~と序盤から脱帽しきりである。
「当たりが出たらもう10缶」のツナ缶
続いては食品コーナー。ドン・キホーテの食品コーナーには累計売上1億円超えの大ヒット商品がたくさんあるそうで、ずらりと並ぶ107品はすべて億超えのものたち! プライベートブランドのナッツミックスや韓国のりなどの人気商品から、玉子やコーヒーまでとてつもない金額を売っているのだそう。
2026年2月頃から登場予定の新商品はラベルレスツナ缶の10缶パック。え、これってドンキでかなり有名な商品ですよね?
「ラベルレスのツナ缶はドン・キホーテが先駆けだったんですけど、今となってはスーパーもドラッグストアもラベルレスのツナ缶を販売するようになり、当たり前になってしまいました。そこでドンキでは当たり付きにしたのです。缶と缶の間にドンペンのステッカーが入っていたらもう10缶がもらえます」(担当者)
当たりが出たらもう1個、はよくありますが、このツナ缶の場合"もう1個"=もう10個ということになります。オトクすぎて怖いです。「どのくらいの確率で当たりが出ますか?」と聞いたところ、教えていただけなかったのですが、「ガリガリ君ぐらいの確率では当たると思いますよ」とのこと。ガリガリ君は1箱(32本入り)に1個当たりが出るようですから、2~3%くらいの確率で当たるということ?!
もう1つ気になったツナは(まだツナの話しますよ)、ラベルレスどころか缶までレスにしてしまったもの。
缶ごみの回収は1~2週間に1回の地域が多く、しかも缶を洗わなければいけないことがかなり面倒。そこでツナをパウチに入れた商品というわけ。こういった商品は既にありますが、さすがドンキなところは、1パック当たりの容量が多いこと。
ドンキの缶入りのツナは1缶当たり70g入り、パウチのツナは60g入りということで、一見パウチ入りの方が少なく思えますが、実は缶入りの方には多く含まれている水と油分が、パウチ入りには入っていないため、実質ツナの実の部分はパウチ入りの方が多いんだそう。量も多いし缶を洗ったり捨てたりする手間もないなんて、ありがたすぎる。
担当者が大学生にボコボコに怒られながら開発した「偏愛めし」新商品
続いては「偏愛めし」の新商品です。「みんなの75点より誰かの120点」をテーマに、特定の人にだけ刺さるメニューが毎回新商品が出る度に大きな話題となります。
筆者は個人的に、偏愛めしの担当者Iさんを「天才」だと思っている。毎回「アメリカンドッグのここだけ弁当」とか「フライドポテト弁当」といった凡人には到底思いつかないようなクレイジーな商品を思いつく奇才だからだ。しかし、そんなIさんが今回は妙にしんみりと語り出した。
「11月26日から桃山学院大学(大阪府和泉市)の起業部とコラボした商品が3つ登場します。でも僕今回、開発途中で学生さんにめちゃめちゃ怒られたんですよ」(偏愛めし担当Iさん)
うなだれる偏愛めし担当Iさん。奇才に向かって怒るとは学生たちよ、何事!?
「"おふくろの味"をテーマに偏愛めしを考えていた際、ある男子学生が『ご飯の上にソーセージが乗ったものが僕にとっておふくろの味』というものですから、おふくろの味って肉じゃがとかじゃないの? と言ってしまったら『僕は野球部で、朝4時から母親が作ってくれた弁当がご飯の上にウインナーだったんです! だから僕のお袋の味はこれなんです!!!』って怒られたんですよ……という話をそのまま商品名にしました」(偏愛めし担当Iさん)
このように、学生たちから各々のこだわりを素直に商品化していったのが今回のコラボ商品だという。たとえばこちらのおにぎりは、「海苔が歯にくっつくのが嫌で彼氏の前ではおにぎりが食べられない」と話す学生のためのもの。「そんな彼氏と付き合わなければいい」と言ったらまた怒られたのだそうだ。そこで、彼氏の前で食べても海苔の心配が不要で、かわいく見えるサイズ感で、しかもたらこパスタ味という夢のようなおにぎりが誕生。見かけだけでなく、中にバターを入れることでレンジ加熱するとじゅわっとした美味しさが隠されているところはさすが。
最後は「コーンピラフを食べる時にスイートコーンの缶を1缶追加するほどコーン好き」の学生とコラボしたおにぎり。表面にコーンを多めにトッピングし、落ちないようにマヨネーズで固めてバーナーで焼いている。聞いているだけで美味しそう!
1年間で27.4時間歯磨き時間が短縮する? 歯ブラシ
続いては日用品コーナー。歯ブラシがずらりと並んでいるが「タイパ歯ブラシ」と書かれている。どうやら1年間で27.4時間歯磨き時間が短縮する歯ブラシとのこと。どういう計算?!
実は歯ブラシのヘッド部分が通常の2倍サイズになっており、奥まで届きやすくさらに1回に磨ける範囲が広いことから時短になるということらしい。柔らかい毛が密集しているため歯磨き粉が泡立ちやすく、歯茎のマッサージも可能だ。毎日のことだから、より使い勝手の良い歯ブラシに変えることで大きくタイパも、将来の歯への影響も変わってきそう。
しなこちゃんはやっぱり大人気
ドン・キホーテでは、今大人気のしなこちゃんとのコラボグッズも多数展開している。11月21日から新発売されたのは、エンジェルハートとコラボした香水。
商品を1点購入ごとに、1月にアピタ東松山店で行われるイベント「しなこちゃんと写メ撮影会」に応募ができるとのことで、しなこちゃんに会いたいお友達は必見。12月21日までに応募が必須だ。
煙と火花が散る剣!
今回の新商品発表会はドンキにしては真面目というか、「そうそう、あると便利~」とか「それ困ってたの、ドンキわかってる~」みたいなソリューション型新商品が多かった印象。ここらへんで、「元祖ドンキ」っぽいおもしろ商品も2つ紹介しておきたい。
こちらは12月発売の「閃光刀」(4,389円)。海外からの輸入製品を紹介するコーナーで最も注目を浴びていた商品で、中2病を加速させてくれるワクワク感がこれでもかと詰まったおもちゃの刀だ。キッズだけでなく大人でも心惹かれる!
"逆にいらない"「叫ぶチキン」シリーズ
最後は、これぞドンキの"逆にいらない"商品「叫ぶチキン」シリーズ。しかしこういう商品がドンキでは妙に売れていたりするから面白い。筆者はめちゃ好き。
まずは紐部分を握るとチキンが叫ぶ帽子。これはパーティーグッズとしてよさそう。
しかし次からは不穏な商品が続く。まず出てきたのは、チキンが叫ぶ孫の手。担当者は「なんかアイディアもらえれば、なんでもチキンにします」と話しており、まさに「なんでもチキンにした」結果、ラインアップは謎を極める。
一番怖かったのはチキンが叫ぶスリッパ。足を踏み出す度に、チキンが「ぎょえ~」と結構大きな声で"鳴く"のだ。ご近所トラブル必至の恐ろしいアイテムである。
最後はチキンが叫ぶ水筒。
首部分が取れるという構造という点もなかなかに狂気!
オトクすぎる商品から、「こんなの待ってた!」商品、そして「誰が買う!?」おもしろ商品まで……ドンキに行けばワクワクもオトクも全部叶います! ぜひ店頭でご確認を。































