JA共済連では、千代田区平河町のJA共済ビルが竣工した2011年から継続して年に2回程度、地域貢献活動の一環として役職員による清掃活動を同地域で実施している。
「千代田区一斉清掃の日」である11月6日には、JA共済ビル付近を7つのルートに分かれて清掃活動を実施。開会式にはJA共済連の常務理事・織田哲治氏と千代田区平河町二丁目町会の町会長を務める南山隆一氏、千代田区三番町町会の町会長を務める上村友子氏が挨拶を行い、地域とJA共済連のつながりを確認し合った。
14年間も続く地域の清掃活動
千代田区は毎年6月6日と11月6日(当日が土曜日・日曜日の場合は、翌開庁日)を「千代田区一斉清掃の日」と定め、企業や学校・各団体や区民による清掃活動や環境美化に関する啓発活動を行っている。
今回のJA共済連の清掃活動には約70人の役職員がボランティアとして参加。午前9時の就業時間前に30分ほど、JA共済ビルの周辺でゴミ拾いが実施された。
常務理事の織田氏は開会式で「本日の清掃活動はJA共済連の地域貢献活動の一環として、役職員がボランティアとして参加する取り組みです。JA共済ビルが2011年に竣工して以来、14年間、継続して実施されています。本日は『千代田区一斉清掃の日』とのことで、ご参加いただいている役職員の皆様におかれましては、日頃からお世話になっている平河町二丁目、そして近隣の住民の皆様に対する感謝の気持ちを念頭に、心を込めて丁寧な清掃活動をお願いいたします」と挨拶。
「また、清掃活動中は地域の皆様への積極的なご挨拶をお願いするとともに、車や歩行者に気をつけながら、地域の方々にしっかりとご配慮をいただき、安全第一の清掃活動をよろしくお願いいたします」と参加者に呼びかけた。
この日は日頃からJA共済連の地域活動にも協力している平河町二丁目町会の南山町会長も開会式に足を運び、JA共済連のさまざまな地域活動に改めて感謝を伝えた。
「千代田区の一斉清掃は春と秋の年2回行われています。私どもの町会員が少なくなっているなか、JA共済連様におかれましては理事長はじめ、役員の方が率先し、このような区の行事に参加していただいております。日頃より町会活動にご協力とご支援をいただき、心より感謝申し上げます」
地域の日常を支える「JA共済マルシェ」と「みどり食堂」
平河町の周辺には飲食店やスーパーが少ないことから、JA共済ビルのエントランスホールで開催される「JA共済マルシェ」や、同ビルにある「みどり食堂」などは多くの地域住民にも利用されているとのこと。開会式後、南山町会長に話を聞いた。
「家族連れでも利用しやすい『みどり食堂』も、全国各地のJAから仕入れた旬の農産物を販売する『JA共済マルシェ』も住民にとっては、いまや欠かせない存在です。とくに新鮮な野菜が手頃な価格で手に入る『JA共済マルシェ』は、100人以上が開催時間の30分前に行列を成すような状況もあり、あっという間に売り切れてしまうほど人気があります」
南山町会長は少子化や都心の空洞化で住民が減少していることに加え、現役世代の住民には町会に携わることが難しい事情などもあり、少人数で町会運営を行わなければならない現状を語った。
そうした背景もあって町会とJA共済連の間には、清掃活動以外にもさまざまなイベントや行事などを通じ、深い関係性ができているという。
「例えば2年に1度開催される赤坂見附の日枝神社のお祭り『山王祭』では、近隣の地域を神輿が練り歩くんですが、お神輿を下ろして担ぎ手が休憩場所としてもJA共済ビルを利用させていただいています。土地柄、町会が使える集会所のような場所が非常に限られていますが、団体が積極的に町会活動に参加していただいているJA共済連さんは、町会にとって本当に心強い存在で、なくてはならない存在です」
集合写真の撮影後、参加者は1~7班に分かれ、各班のリーダーの指示に従いながら、決められたルートに沿い、歩道や植え込みなどの清掃を行なった。
村山代表理事理事長と織田常務理事は1班で半蔵門駅通りなどを清掃。3班の早水代表理事専務はJA共済ビル前の貝坂通りで清掃活動に汗を流した。 始業時間前の限られた時間ながら、たばこの吸い殻や空き缶・ペットボトルといったゴミが拾われたようだ。これからもJA共済連は、地域とのつながりを深め、こうした取り組みを続けていくとしている。






