西武鉄道は29日、環境負荷の少ない他社からの譲受車両「サステナ車両」のうち、東急電鉄から譲受した車両について、車両形式・デザインを決定したと発表した。車両形式は東急電鉄で使用していた「9000系」から、西武鉄道で使用していない「7000系」に変更する。
「サステナ車両」(他社から譲受したVVVFインバータ制御車両を西武鉄道独自の呼称として定義)の導入は、小田急電鉄から譲受し、今年5月に国分寺線で運行開始した8000系に続いて2例目。東急電鉄からの譲受車両である9000系は、1986年の導入後、東急東横線の主力車両として活躍し、東京メトロ副都心線との相互直通運転開始を機に大井町線へ転籍したという経歴を持つ。西武鉄道は東急電鉄からの譲受車両について、2025年度以降、多摩川線、多摩湖線、西武秩父線、狭山線で順次運行開始する予定と発表していた。
東急電鉄からの譲受車両も、8000系と同様、車両の整備を行う入社3年目(当時)社員が発案した「ブルー」「グリーン」(西武鉄道のコーポレートカラー)ベースの市松模様(「永遠」「発展」「繁栄」を表す)にアレンジしたデザインを採用。「サステナ車両」としてのイメージ統一を図る。車両形式を「7000系」に変更し、2026年度から運行開始する予定。現在は西武鉄道の武蔵丘車両検修場ならびに東急テクノシステムで車両の整備を行っているとのこと。
なお、整備の様子は西武鉄道公式YouTubeに随時公開している。今回の発表に合わせ、車両形式の決定と「カラー帯剥離や台車外し等の改修の様子」を収めた動画が公開された。

