SCOグループは10月3日、「お口や生活習慣などに関する意識調査」の結果を発表した。調査は2025年9月9日~10日、47都道府県の20代~60代の男女4,515人を対象に、インターネットで行われた。
10月5日は「人生105年の日」
同社は「オーラルライフプロジェクト」の活動の一環として、10月5日を「人生105年の日」と制定した。さらに、いきいきと105年活きるために必要な「お口の健康」についての意識向上を目的として、同調査の結果などをポイント化し、各都道府県でランキング化した。
健口県ランキング
群馬県は定期的な歯科受診(63.3%) や フロス使用率(68.4%) が全国トップであり、「予防」意識が非常に強く、喫煙・飲酒・就寝前飲食など、口腔環境悪化リスクにつながる習慣が全国平均よりも低い傾向にあった。また、口臭や歯ぐき出血など自覚症状が少なく、セルフケア+プロケアの両立で満足度が高いといえる。
青森県は「喫煙率」「飲酒率」「就寝前の飲食」「口臭」「口元の見た目(不満)」といった点においてすべてワースト1であり、特に「喫煙率」は34.8%と全国平均(15.9%)を大きく上回ったことが、今回のランキングに影響を及ぼしていた。
日頃の歯みがき習慣
全体的に9割以上が「毎日みがく」と回答。一方で、福島県では1割が「ほとんどみがかない」と回答するなど、日々のケアがなされていない人が一定数いることがわかった。
デンタルフロスや歯間ブラシの使用有無
アメリカの歯周病学会が1998年に発表したキャッチコピー「Floss or Die」にもあるように、フロスの使用は日頃の口腔ケアに欠かせない。しかしながら、「毎日使用している」人は全体でも3割程度と、高くないことがわかった。毎日~月に数回使用者を足しあげると、群馬県が最も多く(68.4%)、三重県が最も低い(43.8%)結果となった。
歯科メインテナンスへの通院
歯科メインテナンスへの通院(通っている+行くようにしている)は全国平均で51.3%。最も多かったのは群馬県(63.3%)だった。
直近で歯科医院に行ったタイミング
特筆すべきは、「5年以上行っていない」人が全国で29.0%もいること。歯科メインテナンスは、2~3か月に一度の定期受診が望ましいとされる中、これだけの年数歯科医院に行っていない人がいることは、沈黙の病気といわれる歯周病などが放置され、静かに重症化している可能性が示唆される。
喫煙習慣
「現在もたばこを吸っている」率は全国で15.9%。その倍近く上回ったのが、青森県(34.8%)だった。全体ランキングで順位を下げた大きな要因の1つといえる。
飲酒習慣
お酒を「毎日飲む」+「週に数回飲む」の全国平均は30.5%。中でも青森県は41.3%と高い結果となった。喫煙習慣に加え、口腔内、ひいては全身の健康への影響が懸念される。
就寝前の飲食の有無
就寝前の飲食について、「よくある」+「ときどきある」と回答した全国平均は33.1%だった。特に青森県は48.9%と全国平均よりも15ポイント以上上回っていた。
口腔内の健康状態の満足度
口腔内の健康状態について「やや不満」+「非常に不満」と回答した人は全国平均で30.4%だった。島根県や静岡県では10ポイント以上上回っていた。
全身の健康満足度(平均値)
自身の健康を10~0で示す設問では、全国平均値は5.7だった。都道府県単位でも大きな差異は無く、最大値は愛知県(6.2)と0.5ポイント差だった。











