「将来の“なりたい自分”がまだわからない」という悩みを抱えるみなさんに、いろいろな企業で活躍する先輩たちの姿を通してロールモデルを見つけてもらう企画「#先輩ロールモデル」。
今回は、「アサヒスーパードライ」「贅沢搾り」でお馴染みの【アサヒビール】で活躍する先輩社会人にインタビュー。アサヒビールの魅力や就活テクニックを伺いました!
・「ミニストップ」や「NewDays」などの コンビニチェーンの営業を担当。
・学生時代は運動系の部活動に所属していたため、 経験してきたことに自信はあったが、
就活時の伝え方の面で、主観的になりすぎないよう注意していた。
INDEX
――自己紹介をお願いします。
アサヒビール 広域営業第二部に所属しております、入社3年目の塚田眞帆と申します。コンビニチェーンに対して、量販営業(自社商品を量販店に紹介、販売する営業活動)を行っております。学生時代はボート部に所属しており、4年間練習に励んでいました。本日はよろしくお願いいたします。
――現在の仕事内容について、詳細を教えてください。
現在は、浅草で「ミニストップ」や「NewDays」などのコンビニチェーンを対象とした量販営業をしております。本部のバイヤーの方と月次面談を行ったり、販促計画を立てたりする仕事に従事しております。
――入社1、2年目の流れについても教えてください。
まず入社直後に、研修を通して基礎的なスキルを学びました。その後、仙台に配属されてから本格的に働き始めました。そして入社2年目に、東京にある今の部署に異動してきたという流れになります。
――本配属後にモチベーションが下がったとのことですが、どのように乗り越えたのでしょうか。
右も左もわからない状態でがむしゃらに仕事をしていたため、これで頑張り方があっているか、という不安があり、モチベーションが下がりました。当時は、「遠回りでも良いから行動すること」を意識して乗り越えました。とにかく行動を続け、そこから得た学びをメモするということを繰り返しておりました。また、同期や先輩方と一緒に飲みに行ったり遊んだりして、焦りや悩みを解消してもらっていました。
――アサヒビールの魅力について教えてください。
社員同士が互いの成長を願える関係性を築けているところが、一番の魅力だと感じております。困っているときに手を差し伸べてくれる人がたくさんいます。また、若手のうちからチャレンジさせてもらえる環境が整っているところも、魅力の1つだと思っております。
――どんな学生時代を過ごしていましたか。
大変恥ずかしながら、部活しかしていませんでした。ボート部だったので大学日本一を目指して、ひたすら川でボートを漕いでいましたね。大学から競技を始める部員が多かったので、強い他大学に4年間だけでどう勝つかを意識して練習していました。

――モチベーショングラフを見ると、4年生にかけてモチベーションが急激に上昇していますが何かきっかけがあったのでしょうか。
寮生活を共にしていた同期がきっかけです。同期が説明会に行く姿を見て焦りを感じて、就活へのモチベーションが上がりました。
――「自分の持っている経験を相手にうまく伝える話し方」を特訓したとありますが、この特訓をしようと思った理由はありますか。
外部のメンターと面接練習をした際に、「そのガクチカを通して何が言いたいのかわからない」と言われたことが理由です。振り返ると、エピソードに関する前提情報の共有や、起こした行動の具体的な説明が不足していたのです。そこで、「初めて聞く人にも伝わる話し方」を意識して面接練習を重ねました。
――面接官からどのように見られるかを意識されていたのですね。
そうですね。また、最終的な結果ではなく、自分の考え方を伝えることに注力しておりました。
フル尺アーカイブ動画▼
エントリーシートで工夫した点▼
――長所と短所に関して、具体的にどのような特徴を挙げていましたか。
長所として「切り替えが早くて柔軟であること」、短所として「継続性に欠けること」を挙げていました。かなり致命的な短所と思われるかもしれませんが、無理に短所を隠すことはしておりませんでした。「一人では続けられない分、チームを巻き込んで練習に取り組んでいた」といったエピソードを付け加えることで、自分の弱みを補おうとしている姿勢を見せていました。長所と短所が矛盾していない点と、素直に弱みを開示できる点が評価されたと思っています。
――自己分析はどのようにしていましたか。
周囲を頼っていました。自己認識と周囲にとって自分がどういう人間かは異なると考えていたため、自分がどんな人間かを、エピソードも含めて家族や友人に聞いていました。
――就活の軸を教えてください。
多くの人に影響を与えられるモノづくりに携わりたいと考えていました。その中でも食品業界は、お客様に商品が購入いただいたことがわかりやすく、やりがいを感じやすいといった点で魅力を感じていました。
――アサヒビールへの入社の決め手を教えてください。
人の良さです。面接を通して、社員間の繋がりの深さや人を大切にする社風を感じられました。特に印象的だったのは、「社内でミスをした際に、上司はただ叱るだけではなく、今後の成長を促し認めてくれる」と面接官の方から伺ったことです。「弱みを受け入れた上で、その後の成長を支える風土」があることを知り、入社を決めました。
――最後に、大学生に向けてメッセージをお願いします。
就活は企業とのマッチングです。うまくいかないこともあると思いますが、決して皆さん自身が否定された訳ではないです。自分という人間をしっかり見極めて、曇りのないマッチングができれば、後悔のない社会人生活を送れるのではないかと思います。皆さんと一緒に働くことができれば嬉しいです。本日はありがとうございます。
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取材:渡部(ガクラボメンバー)
執筆:浅井 宏允(ガクラボメンバー)
編集:学生の窓口編集部
取材協力:アサヒビール
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