豆蔵デジタルホールディングスは10月1日、会社全体を横断するAI事業の中核組織として「AIテクニカルセクター」を新設した。

この組織は、同社が目指すTier0.5企業への進化、すなわち顧客の事業構造変革を主導できる高度な企業への進化を加速させるための戦略的推進力となる。AI技術を活用した新たな価値創造と、産業界全体のデジタルトランスフォーメーション(DX)を強力に牽引する構えだ。

AIテクニカルセクターの目的は3つ。1点目は、集約したAIの知見やリソースを効率的に各サービス領域へ配分し、税体のAI技術力を底上げする「AIケイパビリティの強化」、2点目がモビリティ、AIロボティクスなどの既存領域と連携し、AIを軸とした革新的な新規事業や高付加価値サービスの創出を推進する「新規事業・サービス創出の加速」、3点目が最新AI技術を既存ソリューションや社内業務に適用し、顧客課題の解決と自社の業務効率化を図る「既存事業の高度化と効率化」。

組織は直接的な売上責任を持たない「バーチャル組織」として機能し、短期的な目標に囚われず、中長期的な視点でAI技術のR&D(研究開発)と社会実装に注力できる体制を構築する。技術支援や案件共創を通じて、間接的に同社の価値向上に貢献していく。

AIテクニカルセクターのリーダーには、同社のAIコンサルティング部門を牽引してきた石川真之介氏が就任する。石川氏は現在、立教大学大学院特任准教授も務めており、生成AIや説明可能AIなど幅広い先端技術に精通している。

同社はAIテクニカルセクターを核とし、子会社統合によるシナジーを最大化することで、AI技術の社会実装を加速させる。これにより、顧客企業の競争力向上と、産業全体のDXおよび生産性向上を実現していくという。