「120周年を迎えたコクヨは今日から生まれ変わります」――コクヨは10月2日、コクヨ東京品川オフィスでリブランディング発表会を開催。新しいコーポレートメッセージやロゴに加え、岩井俊二監督ら国際的な映画監督を起用した短編映画も公開されるなど、節目にふさわしい“生まれ変わり”をアピールした。

  • 黒田英邦氏(コクヨ 代表執行役社長)

    黒田英邦氏(コクヨ 代表執行役社長)

■新コーポレートメッセージ「好奇心を人生に」

登壇した代表執行役社長の黒田英邦氏は、新たなコーポレートメッセージ「好奇心を人生に」を披露し、「私たちは“好奇心屋”になります」と宣言。学びたい・働きたい・暮らしたいという前向きな欲求を社会に広げていくことで、自立と協同が両立する社会を目指す姿勢を打ち出した。

「好奇心は競争を生みません。逆に他者へのリスペクトを生みます」と、社会の分断や個人主義が拡大する現代において“好奇心”こそが人と人をつなぎ、社会を変えていく力になると強調。「すべては好奇心という感情から生まれる。AIが持つことができない、人間の根っこにある純粋な感情、それが好奇心です」と、ステートメントの核に“好奇心”を据える考えを示した。

■新ロゴに込めた“594度”の遊び心

この日は、新たなロゴも公開された。「K」「K」「Y」の3文字が等間隔の斜めラインで並び揃うデザインで、コクヨの歴史と未来をつなぐように無限に連なり、どこまでも伸びていく様子を表現。並べ方や組み合わせによって多様なパターンに展開でき、世の中と多面的につながり、強くしなやかに事業を広げていく同社の姿勢を象徴している。

  • コーポレートメッセージと新ロゴ

    コーポレートメッセージと新ロゴ

  • 594で『コクヨ』

    594で『コクヨ』

「斜めのラインの角度は、コクヨらしい594度のアングルにしました。5・9・4(コクヨ)ということですね。関西の会社なので(笑)」と、会場を和ませる一幕も。

■岩井俊二監督らを起用した短編映画も

リブランディングのもうひとつの目玉は、短編映画「The Curiosity Films」。コーポレートメッセージを映像で表現する企画で、日本・中国・アメリカを舞台に3本の作品が制作された。

  • 短編映画「The Curiosity Films」

    短編映画「The Curiosity Films」

監督陣も豪華だ。中国編を岩井俊二監督、アメリカ編をデレク・ツァン監督、日本編をシュチ・タラティ監督が担当。各国のキャストやスタッフとチームを組み、それぞれの視点から「好奇心」を描き出した。映画は特設ページで本日から公開されている。

120周年を節目に掲げた“好奇心”というキーワードが、これからのコクヨをどう変えていくのか注目される。