ファンズは10月1日、「旅と資産運用に関する調査」の結果を発表した。調査は2025年8月6日~8月24日、JALおよびFundsのメルマガ登録者3,524名を対象にインターネットで行われた。
資産運用が積極的な人ほど、年間の旅行回数が多い
直近1年間の旅行回数と資産運用の実施状況を分析したところ、旅行頻度が高い層ほど資産運用を積極的にしていることが明らかになった。資産運用に積極的な人の旅行回数(中央値)は年間4.0回に対して、消極的な人の旅行回数(中央値)は年間1.5回であり、積極的な人が2.67倍多く旅を楽しんでいる結果が出た。
この結果から、資産運用に積極的に取り組んでいる人ほど、1年間により多くの旅行を重ねていることがわかった。資産運用に積極的な人の旅先は、国内では北海道や沖縄など、主に移動手段が飛行機を利用する場所や、国外においてはイタリアやフランス、スペインなどのヨーロッパや、海外旅行の定番であるハワイが上位に選ばれている。
各国が調査している日本人訪問者数によると、韓国・台湾・香港など比較的近隣の東アジア諸国が上位に選ばれる一方で、本調査における資産運用の積極層は、国内及び国外において、より遠方の地域への旅を好んでいることがうかがえる。
なお、「資産運用積極層」とは投資中の金融商品4個以上かつ運用額が1,500万円、「資産運用消極層」は投資中の金融商品3個以下かつ運用額1,500万円未満と定義している。
旅行に積極的な人ほど、資産運用額も多い
旅行積極層と資産運用総額の関係を分析したところ、「旅行積極層」の資産運用額(中央値)は1,250万円であったのに対し、旅行消極層は750万円と、500万円(1.67倍)もの差があった。
なお、「旅行積極層」は年間の旅行回数が5回以上、「旅行消極層」は年間の旅行回数が4回以下と定義している。
この結果から、旅行回数が多い人ほど、資産運用にも積極的であることがわかった。旅行を積極的にしている層が取り組んでいる資産運用の内訳を詳細に見ると、国内株式(日本の証券取引所に上場する企業の株式)、NISAで運用額が伸長した投資信託だけでなく、オルタナティブ投資としてのクラウドファンディングや、外国株式(海外の証券取引所に上場する企業の株式)が人気を集めている。
日本人の金融資産構成は「預金」が最も多く、全体の4割近くを占めており、次いで株式投資、投資信託と、資産形成は「貯金」がメインの方法となっている。一方で、本結果をみると旅行積極層は、「預金」を含めたポートフォリオでも、預金に加えて、分散的に投資に取り組んでいることがうかがえる。
資産運用も旅も積極的な人ほど「幸福度」が高まる
旅と資産運用の両方に積極的な層は、両方に消極的な層と比較して、生活満足度のスコア(中央値)が2.0ポイント高いことがわかった。また、両方積極的な層でも、年齢が高くなるほど満足度の平均値の差が開いていく傾向がみられた。
調査では以下のようにコメントしている。
「旅行とは、1年や2年など比較的近い将来に向けて実行する投資ともいえる。一方で資産運用は、10年や20年などの長期的な視点で実行していく。この結果から、『今を楽しむこと=旅』か『資産運用=未来に備えること』のどちらか一方だけではなく、両者に取り組んでいくと生活の満足度や幸福感は向上することが伺える。さらに、満足度の差は年齢と共に拡大する傾向が見られており、ライフステージが進めば進むほど、『旅』と『投資運用』のバランスが、幸福度に大きく寄与していると考えられる」。






