CCCMKホールディングスは10月1日、「節約意向とポイ活習慣に関する調査」の結果を発表した。調査は2025年9月9日~9月11日、全国の20~69歳の男女4700名を対象にインターネットで行われた。
半数以上が「ポイ活を常に意識」
今までにポイントを貯めたり使ったりしたことがあると回答した人を対象に調査を実施した。まず、節約について「意識している」と回答した人が87.3%(「常に意識している」46.3%、「時々意識している」41.0%)に達し、昨今の物価高などの影響を受けてか、多くの生活者が日常的に節約を心がけている実態が明らかになった。さらに、ここ最近、節約に関する行動が「増えた」と答えた人も70.5%(「とても増えた」25.6%、「まぁまぁ増えた」44.9%)にのぼり、節約志向が一層高まっていることがうかがえる。具体的な節約方法としては、「安売り・セール品を選ぶ」(63.5%)を超えて、「ポイントを貯める(ポイ活)」(67.2%)が上位に挙がっている。
また、ポイ活を「常に意識している」と答えた人は53.8%と半数以上、「時々意識している」(38.3%)も加えると91.9%で、節約行動としてポイ活が定着している人が多いことがうかがえた。
一方で、ポイ活へのイメージを聞くと、「お得」(54.8%)や「節約になる」(41.0%)といったポジティブな印象がある一方、「手間がかかる」(35.8%)や「あまり貯まらない」(30.8%)といったネガティブな印象を持つ人も一定数存在した。
さらに、「ポイ活を継続できなかった経験がある」と答えた人は37.8%(「ある。ポイ活をやめた」8.4%、「ある。積極的なポイ活ではなく、無理のない範囲では続けた」29.4%)と約3人に1人にのぼり、お得さに惹かれて始めても続かない"ポイ活キャンセル界隈"が一部いることが浮き彫りとなった。
"取りこぼしポイント"年間9,234億円分と判明
こうした実態を踏まえ、ポイ活を実践していないことでの損失額を野村総合研究所(以下、NRI)が試算したところ、全国で年間合計9,234億円規模のポイントを取り逃している可能性があることが判明した。また、ポイ活を全く行わない場合で試算すると、世帯あたり年間およそ34,915円分に相当し、ポイ活の実施状況が家計に与える影響の大きさが数字で裏付けられた。今回のNRI調査では、このようにポイ活をしていればもらえたであろうポイントを「取りこぼしポイント」と定義。ポイ活をしない、または続けられずにやめてしまうことで、日々の買い物や外食の積み重ねを通じて、取りこぼしポイントが発生している。
続くポイ活は"楽して得する"?
ポイ活の継続が難しい理由としては、「労力の割に、ポイントが貯まっている実感がなかった」(45.2%)や「ポイント還元率が高くなるキャンペーンや方法が難解で分かりづらかった」(26.2%)が上位に挙がっている。さらに、現在の不満として、「還元率が低い」(42.6%)、「ポイントの有効期限が短い」(23.8%)、「ポイントが貯まる条件が複雑」(23.0%)といった利便性や使いやすさに関する課題が挙げられている。
理想のポイ活スタイルとしては、「無理なく日常で自然に貯まること」(68.7%)や「普段使うお店で還元率が高いこと」(40.4%)などが上位に挙げられた。一方で避けたいこととしては回答されたのは、ポイントサービスを利用する上で「現在利用している携帯電話やECサイトを変えること」(26.1%)や「アプリや複数のサービスを新しくダウンロード/登録すること」(25.3%)が多く、日常的に負担なく続けられ、かつ分かりやすく高いリターンが得られる仕組みを求めていることが明らかになった。


