スキルアップ研究所は、「オンライン英語研修に関する実態調査」の結果を2025年8月25日に発表した。調査は、2025年7月16日~23日の期間、オンライン英語研修を受けたことのある20代~60代の社会人200人を対象にインターネットにて実施したもの。

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「毎日」「週に3~4回」の受講を求めても、指示通りにするのは難しい

まず、会社・研修制度で定められていた受講頻度と実際の受講頻度を尋ねた。「週に3~4回」と設定されていたケースでは、約7割の受講者が規定どおり「週に3~4回」(71.4%)受講していたが、残りの3割弱は「週に1~2回」(28.6%)に留まっていた。「毎日」受講することと定められている場合でも97.4%が「週に3~4回」受講したと回答しており、「週に3~4回」や「毎日」といった高頻度の受講を求められていた場合ほど、実際の受講頻度との乖離が見られる。

一方、設定された受講頻度が「週に1~2回」「月に数回」の場合は、9割前後の人が指示どおりに受講することができている。

  • グラフ:会社・研修制度で定められていた受講頻度と実際の受講頻度

    会社・研修制度で定められていた受講頻度と実際の受講頻度

効果を実感するには3カ月以上の受講が必要?

実際の受講頻度と英語力の向上を尋ねると、3カ月月未満の受講では効果を「はっきりと実感できた」「ある程度実感できた」層が半分以下に留まることが明らかに。

一方、3~6カ月間受講した層では「はっきりと実感できた」ある程度実感できた」の合計が76.5%となっている。研修の成果が着実に現れ始める期間として、3~6カ月が一つの転換点となっていることがうかがえるという。

  • グラフ:受講期間と英語力向上の実感の関係

    受講期間と英語力向上の実感の関係

スキル向上を実感するのはスピーキング

オンライン英語研修で向上を実感したスキルは何かを尋ねると、最も多かったのは「スピーキング」(68.9%)で、これに「リスニング」(22.0%)、「リーディング」(2.5%)、「ライティング」(1.3%)と続いた。一方、「プレゼン・商談・交渉」などの実践的なビジネス英語力の向上を実感したと答えた人はわずか1.3%に留まり、この点で効果を感じた人はごく少数であることが分かった・

  • グラフ:向上を実感したスキル

    向上を実感したスキル