お笑いコンビ・麒麟の田村裕が7月19日、YouTubeチャンネル『好井まさおの怪談を浴びる会』にゲスト出演。自伝『ホームレス中学生』の大ヒットで手にした印税約2億円の使い道を明かした。

千原せいじから突然の電話「気つけや~」

麒麟・田村裕

大金を所持していた当時について、田村は、「悪い人は寄って来なくて。でも、寄っては来てたらしい」と打ち明け、「ほんまにいろんな人に会うわけよ。いろんな人に誘われるし、はじめての人にもいっぱい会って」と回顧。そんなとき、知らない番号から電話がかかってきたそうで、「“誰やろ?”と思って出たら、“せいじやけど”って。めっちゃビックリしてたら、“大丈夫か? お前に詐欺団が近づいてるぞ”って。詐欺師じゃなくて、詐欺団。“気つけや~”って言って、ブツップープーみたいな。めっちゃ怖いよ」と千原せいじの言葉を振り返った。

続けて、「リアルにそうかもしらんと思って。会う人会う人が怖くなって。この人、詐欺っぽいなって、何もかもが信じられなくなった」と語った田村。投資の誘いも断っていたそうで、「身の丈には合ってるから。大金を操作して生活していくタイプじゃないから。地道に働くのが好きやし、全然ええ」と話し、「貯金もないねんけど、残しとかんでよかったと思う。一から頑張れるやん?」とさっぱりした表情。約2億円あった印税は使い果たしてしまったというが、「ホンマにないから、普通に仕事頑張るし。どの現場行っても、若手ばりに頑張るし」と胸を張った。

そんな印税の使い道について、田村は、「ホンマにお金はバラまいた。税金払わなあかんかったから、置いといてもしょうがないし。それやったら少しでもみんなにって」と告白。後輩に服から靴まで一そろいプレゼントすることもあったそうで、「みんな嫌だったらしいけどね(笑)。このあと、何かあんのかな? みたいな。自分好みにして抱かれんちゃうか? って、みんな怖かったらしい」と苦笑い。このほか、父親には家をプレゼントし、お世話になった人には旅行券や仕送りをするなどし、「少しずつ使い切って、残りが300万円になった」と打ち明けた。

同書を出版して4年後の2011年、一般女性と結婚した田村。「新婚だったから、最後のお金やけど車買うかって。何がええかな? って選んでたのよ」と話しながら、「東日本大震災が起きてしまって。こんなときに、俺がみなさんからいただいたお金で車買ってる場合じゃないと思って」と吐露。妻に相談することなく、全額寄付したが、「さすがに怒られるやろうなと思って、奥さんに謝ったら、“そうなんかなって思うてたわ”って。全然怒らずに」と語ると、好井は、「いいなぁ、この話」と感激しきり。田村は、「この人と結婚してよかったなって」と照れ笑いで返していた。

コメント欄には、「みんなからのお金って…いい人だな」「メチャクチャ素敵な方ですね」「ファンになりました!」「なかなか出来ないこと」「田村さんも奥様も素晴らしいですね」「お人柄に涙でるくらい感動」といった反響が寄せられている。

【編集部MEMO】
好井まさおは、2022年12月に公式YouTubeチャンネル『好井まさおの怪談を浴びる会』を開設。好井が、自身の体験や取材を交えながら怪談をリアルに語るほか、ゲストを招いて怪談を聞く企画も配信している。これまで700本以上の動画を配信し、チャンネル登録者数は53万人を超えている。