国土交通省は、都市鉄道の混雑率調査結果(2024年度実績)を7月29日に公表した。大阪圏の平均混雑率は116%で、前年度より1ポイント増加。大阪圏で2024年度の混雑率が最も高かった路線は阪急電鉄の神戸本線で、混雑率141%だった。
神戸本線の最混雑区間は「神崎川→十三」間。2024年度は最混雑時間帯の7時34分から8時35分まで、輸送力2万5,800人(8.3両×24本)に対し、輸送人員3万6,500人、混雑率141%だった。前年度と比べて輸送力は同じだが、輸送人員が500人近く減少し、混雑率も2ポイント減少(2023年度の輸送人員3万6,988人、混雑率143%)している。同じく阪急電鉄の宝塚本線は「三国→十三」間で混雑率126%、千里線は「下新庄→淡路」間で混雑率124%、京都本線は「上新庄→淡路」間で混雑率113%となった。
大阪圏で2番目に混雑率の高かった路線は大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)の御堂筋線。最混雑区間の「梅田→淀屋橋」間において、最混雑時間帯の7時50分から8時49分まで、輸送力3万5,620人に対し、輸送人員4万9,383人、混雑率139%だった。前年度と比べて同時間帯の列車が1本減少(2023年度は10両×27本、2024年度は10両×26本)し、一方で輸送人員が増加(2023年度の輸送人員4万8,764人、混雑率132%)したため、混雑率も7ポイント増加した。
同じく大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)の中央線も、最混雑区間の「森ノ宮→谷町四丁目」間で混雑率133%となり、輸送人員の増加で混雑が増している。京阪電気鉄道(京阪本線)の「野江→京橋」間は前年度に続いて混雑率122%となり、大阪圏の大手民鉄では高い数値に。近鉄や南海電鉄、JR西日本など、混雑率110%台の路線も多かった。

